70. 留学で得た気づき vol.6-恋愛観‐
こんにちは!Airiです!
留学で得た気づき、第6弾の今日はずばり「恋愛観」です!
スウェーデンの恋愛観は全く新しいものでした。
まず、スウェーデンに限らず「告白」という文化は日本にはあるけど海外にはそうそうありません。
なので割と記念日の存在が曖昧なようです。
デートを何回かするデーティング期間を経て、お互い「好き」ってなったらいつの間にかお付き合いが始まっているらしいです。
このデーティング期間は相手が何人いてもいいらしく、そこでは嫉妬は発生しないと。
割り切ってらっしゃいます。
また、スウェーデンでは「Sambo(サンボ)」という同棲婚/事実婚カップルが法的に認められており、婚姻している夫婦同様の権利や保護が与えられます。
ビザもサンボビザなるものが存在し、婚姻関係を結ばなくても住むことができます。
私の肌感では結婚している夫婦よりも断然サンボの方が多かったです。
(サンボを経て結婚する夫婦が多いみたいです。)
サンボのメリットはやはり別れやすいことだと思われます。
縁起が悪いようですが、この前提には「不幸な結婚を続けない」というスウェーデン人の考え方があって、
子どもがいても「険悪な雰囲気の中にいるより、行ったり来たりでもいい雰囲気の中で親と過ごした方がいい」と考えているようです。
日本では親が離婚すると子どもへの悪影響が心配されますが、
向こうでは別れた夫婦でも頻繁に子どもに会いに行き、子どもは母親とも父親とも時間を過ごせるので、悲壮感たっぷりで育つことはあまりないということでした。
(もちろん別れない方がいいのですが、別れを悲観的に捉えている子供はあまりいないというのが衝撃です。)
ここまでくると「結婚する意味は!?」となりますが、結婚しておくメリットは”遺産相続”です。
結婚していれば亡くなった方の財産を相続することができますが、サンボの場合、遺言状で明記されていない限り、財産は兄妹など親族に渡るそうです。
日本でも近年離婚率が増えているようですが、
離婚してからも、子どもがどちらの親ともしっかりたっぷり時間を過ごしながら健康に育つ国であってほしいなと思いました。
では!今日はこの辺で!ありがとうございました!