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14. なんでないの
こんにちは。
タイトルの「なんでないの」という言葉を聞いて、ピンとくる人はどれくらいいるのでしょうか。
みんな聞いたことあるといいな。
こんにちは、やっと14回目のnoteを書いています。習慣にするにはまだ道のりは長そうです。
今日もつらつら書きます。すごく大事なことなのでできればちゃんと考えてほしいです。
以下は何を表しているでしょうか。
フランス33.1%
カナダ28.5%
英国26.1%
ノルウェー25.6%
タイ19.7%
米国13.7%
カンボジア13.7%
ベトナム10.5%
ミャンマー8.4%
マレーシア8.8%
香港6.2%
韓国3.3%
日本2.9% ←
中国2.4%
これは、世界の女性のピルの内服率です。
日本は東アジアと同じくらいの内服率ですが、欧米の先進国と比べると圧倒的な差があるし、東南アジアよりも遅れていることがわかります。
しかもこれは低用量ピルだけの内服率で、ほかの避妊法は含んでいません。
日本における避妊具といえば男性主体のコンドームが一般的ですが、言わずもがな成功率は100%ではありません。正しく使っても85%ほどだったはずです。
しかも途中で敗れたり外れたりと失敗することもあります。
中にはそもそもつけたがらない男性もいます。
そういう男性にはっきりNOと言えない女性も多くいます。
そもそも日本では注射やインプラント、避妊シールが認められておらず、それを今認めさせようという動きがあります。これが「なんでないの」プロジェクトです。
海外では当たり前にある避妊の選択肢を日本にも、ということで、スウェーデンに留学して日本の遅れを目の当たりにした福田和子さんが代表を務めています。
(現在日本では、ピルやIUD(子宮内避妊リング)は認められています。)
みなさんは、そういう自ら主体的に避妊具を利用する女性は(言葉は悪いですが)ビッチだと思いますか?
自分で自分を守れる自立したカッコいい女性だと思いませんか?
自分の身は、自分で守りましょう。
海外に比べ入手するには産婦人科を受信しなければならなかったり、未だ高額な費用がかかるのは事実ですが、
今はオンラインで受信することも可能になりましたし、もっといろんな避妊法を選べるように、国に認めさせる動きも大きくなってきています。
女性の体はもっと大事にされていいはずです。
日本では性に関する話はタブー視される傾向がありますが、もっとオープンにお互いに話し合わないと、結局傷つくのは圧倒的に女性です。
男性任せにするのではなく、自分の身は、自分で守りましょう。
(女性がピルを飲んでいるからといって、男性がゴムをつけなくていいわけでは決してありません。ゴムでしか性病は予防できないので、男女ともに性病をもっていないことが確信できていないのであれば、もらわないために、うつさないためにゴムはしましょう。どうしてもつけたくないのであれば、2人一緒に検査を受けに行きましょう。女性側が病気を持っていることも十分あり得ます。お気をつけて。)
とにかく私が伝えたいのは、
周りがしてないから、じゃなくて、するかしないかは自分で選択してほしい
ということです。まずその選択肢をもってほしいです。
以上です!ご通読ありがとうございました!