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GitHub CopilotとReclineでClaud APIを活用した自動開発を解説|月額10ドル&初月無料【画像・エラー対応付き】

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皆さんは「GitHub Copilot」のみで、まるで高コストな大型LLM(大規模言語モデル)を無制限に使えるかのような体験ができると聞いたら、信じられますか?

記事の公開時は使えてますが、今後使えなくなった際は、ご一報いただけますと幸いです、、

何ができるかはこちら


自分はClineに,DeepSeekも導入しているのですが、APIなどの機密情報を扱うときには、不安があったので、今回の導入を決めました、、、、



Clineがたくさんあって迷子の人はこちらへ



実は、Language Model APIを活用することで、GitHub Copilotの枠を利用しながらClaude相当の長いコンテキストを扱えるようになるかもしれない──そんな「夢のような」話が今、開発コミュニティを中心に話題を呼んでいます。
本記事は、この「GitHub Copilot枠でClineが使える」と注目されている技術をさらに発展させたReclineについて、その導入方法を体系的にまとめた「コピペで実践できる超マニュアル」です。


さらに、その技術の仕組みやメリット・注意点、そして実際の現場での応用法に至るまで、包括的にお伝えします。

とりわけ本記事は、AI・LLMを活用した開発に強い興味を持つ相当レベルの読者の方をターゲットにしています。

そのため、「導入を試してみたいけれど、そもそも本当に動くかどうか分からない……」といった疑問や、「法的リスクや著作権的な問題点、トラブルシューティングも含めて詳しく知りたい」といったニーズにも対応する形で、深い洞察と実例をふんだんに盛り込みました。

本記事の概要・参考書籍および他情報との関係

最初に、参考とした書籍や公式ドキュメント等の概要を10%程度で簡潔にお伝えします。本記事のメインであるRecline導入・活用マニュアルはここから先でしっかり網羅しますので、まずは前提情報としてサラッと目を通してください。

参考にした情報ソース一覧:
• GitHub Docs(公式)
• 「Github Copilot とは何ですか?」を含むCopilot関連ドキュメント
• VSCodeのLanguage Model APIに関する公式ドキュメント
• 一部ブロガーやコミュニティ(ClineやReclineのGitHubリポジトリ、Pull Requestなど)
• 書籍『GitHub Copilot 入門』(仮称)他、プログラミング支援AIに関する解説本

これらの情報をざっと見渡すと、GitHub CopilotやClineそのものは周知のとおり「AIがコード提案を行い、生産性を飛躍的に高める」ツール。しかしClineは、従来APIキーを用い、ChatGPTやClaudeなど別途有料クレジットを消費することで利用するケースが多く、**「使いすぎると課金がエグい」**と躊躇していたユーザーも少なくありません。

ところが最近、VSCode側のLanguage Model APIを通じて「GitHub Copilotから提供されるLLM枠」(Copilot ChatやClaude 3.5 Sonnetなど)にアクセスし、ClineあるいはReclineを使う方法が試みられているのです。


「Copilotの月額サブスク10ドルだけで、Claudeクラスの性能を長コンテキストでガンガン叩けるなんて、本当なのか?」と話題になっています。さらに「VSCode公式APIを使っているから、裏技というより正当な方法なのでは?」という興味深い論点も。

Recline導入マニュアル:序章

Reclineとは何か?

Reclineは、人気拡張機能「Cline」のフォーク版として開発が進められているプロジェクトです。ClineはVSCode上で機械学習モデル(LLM)とやりとりしながら、チャット形式やコマンドベースでコード支援ドキュメント生成などを効率化するものでした。しかし標準のClineでは「OpenAI APIキーを使う」「Claude等のAPIキーを設定」など、基本的にAPIクレジットを課金しながら利用するスタイルが一般的でした。

一方で、ReclineはVSCodeのLanguage Model APIを介し、GitHub Copilotのサブスクリプション枠など既存のエディタ内課金枠を流用する実験的実装がなされています。
これにより、個別のOpenAI APIやAnthropic APIを追加で購入しなくともCopilotの月額料金内でClaude相当の機能を使えるかもしれない、という興味深い可能性を追求しています。

Recline導入のメリットと可能性
APIキー不要で試せるかもしれない
Copilotが動作する環境があれば、Recline導入だけでClaude 3.5 Sonnetなどを呼び出せる可能性があります。
コスト削減
従来、ChatGPTのAPIキーやClaude APIキーを多量に使うと高額課金が発生し得ました。Copilot枠を活用するなら、一定のサブスク料金で済む可能性があります。
大量コンテキストや高速生成
Claude 3.5 Sonnetでは巨大コンテキストウィンドウを利用可能とされており、大規模なコードベースの分析や要約に有利です。
VSCodeとの連携強化
Cline/ReclineはVSCode拡張機能として開発されており、マルチファイル編集支援自動リファクタリングなど高度な使い方が見込めます。

ただし、まだ実験要素も多く、制限や不具合が発生する可能性もあるため注意が必要です。
ここでは導入~活用手順を順番にご紹介していきますが、個人の責任で検証・利用してみてください。

【実行マニュアル】Recline導入のための14ステップ


以下では、Windows環境を想定しつつ(Mac/Linuxでも概ね同様です)、実際の導入フローをコピペしやすいコマンド例を交えつつ具体的に解説します。
なお、今回は「GitHub Copilot 有料プラン(月額10ドル)」を既に利用している前提で進めます。Copilotを導入していない方はCopilot公式ドキュメントを先に参照してください。

筆者はCursorでも試したのですが、エラーを解消できずに、VSCodeでやり直しています。
できた方いたら教えてください🙇


ステップ1:VSCode本体とGitHub Copilot拡張機能のインストール


1. VSCodeのインストール
公式サイト( https://code.visualstudio.com/download )から最新版のVisual Studio Codeを入手してインストールします。


2. GitHub Copilot拡張機能の導入
VSCode左の「拡張機能」アイコンをクリックし、検索バーで「GitHub Copilot」を入力。Microsoft公式のCopilot拡張が表示されるはずなので、「インストール」ボタンを押します。
• インストール後、VSCodeを再起動するよう求められる場合があります。その場合は再起動しましょう。
• 起動後にCopilotの認証が求められたら、GitHubアカウントでサインインしてください(ブラウザを開いて認証する方式が一般的です)。

これで、VSCode上でCopilotが動く基本環境が整います。

ステップ2:GitHub Copilotの確認とプラン設定


1. 有料プランがアクティブか確認
GitHubの自分のアカウントページ ( https://github.com/settings/copilot ) で、Copilotのサブスクリプションステータスを確認します。
• 月額プラン 10ドル/年額プラン 100ドルのいずれかがアクティブになっていればOKです。

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