所用で訪れた東北、宮城県の鳴子温泉、小牛田で気になった煉瓦についてご紹介します。また別日で福島の戦跡も見てきたので暇があれば書きます。 JR陸羽東線 第二北羽前街道架道橋 鳴子温泉周辺をぶらついていたら目に留まるものが、、、 煉瓦の橋だ! 1917(大正6)年に全線開通した国鉄陸羽東線だが、鳴子駅(現・鳴子温泉駅)までの開通は1915(大正4)年4月18日とのこと。築造時期は大正4年以前になる。 煉瓦橋台はイギリス積みで橋台上部は役物ではないが意匠としてか煉瓦
掩体壕(えんたいごう)のある場所 今日の国内における戦争遺跡の内、軍用飛行場跡は私たちの生活圏にある身近な戦争遺跡と言えます。多くの場合が開けた土地、台地上にあり、主要な場所は現在でも空港としての機能を持っているからです。 飛行場跡における遺構の代表的な性格として捉えられるものには防空施設が特筆されるものと考えられます(人員用防空壕や掩体)。他には滑走路路盤、格納庫基礎、弾薬庫土塁、射場、貯水槽等々があり高耐久性・耐弾性を求めた構造物は撤去が難しく、図らずも当時を伝
事前知識が無く「戦争遺跡」と聞くとその曖昧さに疑問を抱くと思います。戦争遺跡の「戦争」とは一体どの時代からどの規模までを指すものか、そういった定義について改めて振り返ってみます。 時代範囲と扱う対象 現在、日本で認識されている「戦争遺跡」は明治時代から第2次大戦頃の遺構(軍事関連遺構、戦災遺構)、遺物(遺品)が合体したものを指すようです。内包する要素は多々あり、フィールドは陸上から水中。遺物は兵器の残骸や不発弾から生活食器、セルロイドの小片等々。遺構は要塞や飛行場等
以前からTwitter(X)の投稿よりも深い内容で何か書いてみたいと考えていました。ホームページにしようかブログにしようか、他の方の方法を見つつ模索していましたが面倒になったのでしばらくここを使って暇なときは日記風に書いてみようと思います。 内容は戦争遺跡(明治期~第二次世界大戦まで)と近代建築(煉瓦)をメインにできれば。あとは個人的な旅行記…多分ニッチな内容になると思います。 間違いも多々あると思いますのでご指摘いただけると助かります。 #戦争遺跡 #近代建築 #