#5 アメリカで夫婦でビジネス？！ホームレスになりたくない！と不安になる日々。
日本語学校を退職して、
結婚＆アメリカ行きがなんとなく決まっていたとき
彼(今の旦那）が
「ピースボートってしってる？世界一周の船旅で英語講師を募集してて、応募してみたいんだよね～でも絶対受からないと思うから、チャレンジだけ！」
といい。私は仕事も退職して、アメリカに引っ越しをすることだけ決まっていた中で、彼は世界一周の船旅の英会話講師に応募。
そして見事合格。
そのまま彼だけ3か月の船旅に。（結婚は延期。ビザの申請も一旦ストップ。笑）
3か月後、船から帰国した彼は
「ねえ、一緒にアメリカでホームステイのビジネスしてみない？」
と広い世界で何かを感じたのか、3か月自分の人生と向き合う時間がたっぷりあったのか、一緒に仕事をしよう！と強い想いを熱弁してくれました。
実はこれまで彼は、
「アメリカでラーメン屋さんが流行るらしいからラーメン屋とかいいなー」
「日本だったら、タコスのトラックがいいかなー？」
など話していて、今回の話もこれは冗談に違いない！と軽いジョークだととらえていましたが、今回は彼は本気。
アメリカに行くことだけは決まっていた私たちですが、仕事は決まっていなくて、この時お互い無職の私たち。笑
結婚した時も夫婦で無職。笑
”夫婦でビジネス”をするという選択は簡単ではありませんでした。
でも彼は…
二人で一緒に過ごせる時間も増える！うまくいかなかったらその時は職につけばいい！職なんて選ばなければいくらでもある。でも今選べるうちは、人生一度きりだから挑戦してみたいと思ったんだ。Everything's gonna be okay.
最初はリスクでしかない！と思っていました…
ですが、そんな未来を想像し始めると…
自分たちがホームステイやツアーをしながらアメリカで生活している様子を想像していたら、わくわくしてくるではありませんか！！！！
やり方は一旦おいといて、
それが叶った自分のライフスタイルを想像すると、
あれ？楽しそう？とわくわくして、
なんだかできるかも！
という気持ちになってくることってありませんか？
考え始めると
ビジョンが見えてくる
ビジョンが見えてくると
未来にわくわくしてくる！
最初の一歩が見えてくる！
未来の自分を想像することができて、よし！やってみよう！って決心することができました。
夫婦でチャレンジする事は人生でなかなか得られることではないし、リスクがあってもその経験をすることに価値があると確信した瞬間でした。
それから、ビザがまだなかった私は、遠距離別居生活に。（笑）
社会人経験も浅く、もちろんビジネスなんてしたことがない私。不安を抱きながらも…
とりあえず発信をすることを始めました。とりあえずブログを書いたり、とりあえずリサーチしたり、繋がるためにコンタクトをとったり。
とりあえず一歩今できる行動をしました。
誰も読んでいないだろうなと思って書き続けたブログに問い合わせがあったときは、うれしくて飛び跳ねた記憶があります！！！
1年以上ビザを待ちやっとアメリカに引っ越しができたのは、1年３か月後のことでした。
やっとやっとアメリカに引っ越せる！やっと二人でホームステイの仕事を始めることができる！
環境が変わることへ、物事がやっと進むことへわくわく感しかありませんでした。
20歳のときのホームステイ以来の海外生活。毎日胸がわくわくし、環境がやっとかわりやっと大きな１歩を踏み出せたそんな感覚でいました。
慣れない海外生活と同時に始まった夫婦でのビジネススタート。
せっかくアメリカに引っ越してきたのになかなか入らない予約。そうそううまくはいきません。
アメリカにさえ引っ越してくればすべてがうまくいく！なんかそう思ってしまっていた自分がいたんですよね。
本当はやっとスタート地点に立てただけなのに。
一夜にして成功することなんてない。
そんなことを実感した時期でもありました。
最初の1年は、彼の両親の家に同居しながらのスタート。アメリカの文化や料理を教えてもらいながらも…
たくさん甘えていながらも1年に数え切れるくらいのお客さん。
それでも一人一人との出会いに感謝していましたし、私たちのことを見つけてアメリカに来てくださるなんて今おもうと凄いことだなと思います。
でも、当時はこのままで生活は大丈夫なのか。夢のアメリカ生活！夫婦でビジネス!わかってはいたものの将来への不安はありました。
スーパーにいけば、一番安いものを気が付いたら探している自分がいました。そんな自分にすごく惨めになったり。旦那を責めるかのようにとりあえず安いものを買うそぶりを見せたり。笑
旦那さんは、「お金は大丈夫だから！」
といいつ、サイドの仕事はほぼせずにでの夫婦でお仕事。
一度ぶちぎれて
「アメリカに来て、ホームレスになんかなりたくなーーーい！」
って叫んだことを覚えています。（笑）
お金で切羽詰まっていたんじゃありません。
正直お金なんてどうにでもなります。
本当は精神的に切羽詰まっていた自分がいました。
言葉の壁もあり、仕事も限られて、これからの人生を夫婦でどう切り開いていくのか。
完全に周りが見えず、自分たちに起こる悪い未来を想像してしまい、不安やモヤモヤがつのりました。
それでも彼は Everything's gonna be okay. っていつも言い聞かせてくれていました。
不安だからってここで”辞める”っていう選択はなぜかなかったんですよね。
やっぱりうまくいったときのことを想像したら、わくわくするし、
そのわくわくは不安よりストレスより勝っていて。
不安になったときは、自分たちがどうしてこれにチャレンジしているかを思い出すことでまた頑張ろうと思えたし、続ければ続けるほど、たくさんの出会いがあって、そんなゲストさんたちがいたから続けられました。
だからこそ
やり続ける
発信し続けて
コンタクトを取り続けて
行動し続けて
信じ続けて
そしたら、少しずつお客さんが増えてきて2年目くらいから忙しくなりはじめて…
諦めないでやってきてよかったー！！！！
って心の底から思った瞬間でもありました。気が付いたら今まで数百人のお客さんがきてくれて、
ガイドとお客さんという関係を超えて友達のような関係になれて、全国にたくさんの最高の旅好きの友人ができて。
行動を止めないこと
今できることを続けること
自分の意識が不安に飲み込まれないようにどうしてそれを叶えたいのか自分自身に思い出させてあげること。
そんな意識が大切だったなーと思い返すと学んだことでした。
次はエピソード6!
”英語マインドが自分自身を苦しめる日々。私ってなにもできない!”です！
最後まで読んでくださりありがとうございました♡
あいれいにー
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