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韓国旅行記 歳には抗えない胃袋・体力事情

先週5年ぶりとなった韓国旅行に行ってきた。最後に行ったときは、初めての韓国でとにかく本場の味を堪能したくてひたすら食べた。

今回は友人夫婦と行く予定だったので、少し長めの3泊4日。
どこに行くか、何食べたいかそれなりにリサーチしていたら、友人夫婦がいけなくなってしまったと連絡。

さて、調べたはいいものの予定も未定すぎだったのでゆるーく海外旅行を満喫しようとなった。


旅行前にライブ観戦

その前に旦那さんがたまたま当たってしまった打首獄門同好会(どんなバンドかは、ネットで検索してね)の地元ライブへ。平日ど真ん中にも関わらず、ライブハウスが鮨詰め状態。どうなるかと思ったけど、ファンの民度が高すぎてすごく平和なライブでした。

19:00から開始したライブが終わったのは21:00。ご飯を食べて、寝る準備を整え終わった時にはおおよそ24:00。フライトは9:55。我が家は空港から車で約1時間。今回は空港バスを利用した。7:00は空港にいたいからと4:00地元の駅から出発するバスに乗らないといけない。

あれ?バス停までは車で約20分。あれれ?起きないといけないの3:00?

あ、これはやらかしたぞ。そもそも全編立ち見で飛び跳ねて、遊んでいて足が棒のようになっていた。そんでまともに休む暇もなくバスに飛び乗る強行旅程。

アラフォーに足を突っ込んだ我々にとっては、体に鞭を打って移動するようなもの。仮眠とも言えないうたた寝をして、起きた時点でHP10 笑
とにかくバスにさえ乗ってしまえば、空港までは運んでくれる。重たい体を引きずってどうにかタクシーに乗り込んだ。

移動だけで半日かかった

よくよく計算してみたら、起床時間から韓国到着までおおよそ13時間かかった。え?韓国行くのにこんなに時間かかったっけ?

3:00 起床
3:45 タクシー乗り込み
4:15 バス乗り込み
7:25 空港着
9:55 フライト
12:25 ソウル着
15:30 ホテル着

こうしてみると結構すんなりかと思うけど、やっぱり入国審査で1時間近く並んだのが効いてる気がする。預け入れ荷物なしで、入国審査終わったら速攻で街に繰り出すぞ!って意気込んだのに審査でめっちゃひっかかるやん。
今度は「よーいどん」で飛行機から降りないといけないかもしれないな。


お天気に恵まれて、暑いくらいのソウル

SHElikesオフ会inソウル

そうこうしているうちに、SHElikesで一緒にコミュニティ運営をしていたメンバーとご飯を食べに行く時間に。行ったのはソウルから20分ほど離れたトゥクソム駅。観光地としては知らなかったけど、ローカルな街の雰囲気がドストライクだった。

日本だと赤提灯がぶら下がるような雰囲気のあるローカルな感じ。日本語はもちろんなければ、英語もないような街だった。そこで食べたのは、美味しいサムギョプサル(ゴギョプサル)。つけ出しのエゴマにナムル、イカゲソのケジャンがとてつもなく美味しくて、つけ出しのおかわりめちゃめちゃいただいた。

ハングルが流暢な彼女に頼りっぱなしで、次に行ったのは地ビールのお店。
ここでもハングルしかないまま、翻訳してもらって頼んだのはペールエール。軽い口触りでこれもまた美味。

そして英語があまり得意ではないけど、コミュニケーションが服を着て歩いているような私の旦那。喫煙所で一緒になった人に英語で「楽しんでる?」と片言で聞いたあと、日本人同士だったことが発覚し。話に華を咲かせていた私たちのもとに引き連れてきた。

とんでもない出会いだったけど、これもまた旅の醍醐味。今後会うことはないけど、彼が旅先のソウルで髪の毛を切ったいう思い切ったエピソードは忘れないよ。

肉!
ビール!

食い倒れた2日目

旦那さんが食べたいと話してタッカンマリを食べに東大門に。ローカルなお店は10時すぎにならないと開かないらしく、中途半端に時間が空いてしまいお腹空きすぎて朝ユッケした。

朝ユッケにビール。最高かよ!

そして、目の前にスンデがあったもんで初めてだったけどこれも食べたよ。
ちょうどお店が開いたタイミングで狙っていたタッカンマリのお店に。

入店して注文をするチャンスを与えられる前に、鍋が運ばれてきて有無を言わさずタッカンマリが登場。散々食べたからハーフサイズ頼めるか聞きたかったのに。丸鶏がいらっしゃいました。

午前中だけでたらふく食べた私たちは、ホテルに戻って少し食休み。
私の勤め先の韓国支社がソウルにあるのでお邪魔することに。メールでのやりとりはたくさんしていたけどなかなか直接会うことがなかった同僚にやっとオフラインであえて歓喜してたらあっという間に夕食時になってしまった。

全然お腹が空かないまま、夕飯になってしまったけどどうしてもレストランで食べたかったカンジャンケジャン(渡り蟹の醤油漬け)。会社の子が教えてくれた明洞のお店に。日本語通じるし、メニューも写真付きで良心的!

相変わらず付け合わせが多くて、数えきれていないところに辛くないスンドゥブが。これも付け合わせかしら?と思って美味しくいただいていたら隣のテーブルのものだったことが発覚。

初日にいったサムギョプサルのお店でチゲが出てきたから、ちゃんと食べちゃったよ。サービスにしてくれてよかった 笑

カンジャンケジャン

やっと観光客らしくなった最終日

とにかくずっとお酒とご飯を煽っていたせいか、いつ破裂してもおかしくないお腹をスッキリさせるべく最終日は明洞から離れて歩こう!というわけで旦那さんが行きたいと行っていたスウォンと弘大に。

ここでまさかの事態に。韓国の電車まともな時刻表がない。
ネットにはYahoo!路線みたいなものはなく、停車駅とかかる時間だけ。

ホームにあった観光案内板に日本語があったからそれを見ていたが、時刻表だけ見事にハングルオンリー。かつお金ケチって地下鉄1番線で行こうとしたもんだからなおのこと。行き先間違えると逆方向に行くらしく、一瞬しか映らない英語表記の行き先を目を皿にして見つめてどうにか電車に乗り込み。

1時間電車に揺られながらついたのは、スウォン。昔ながらの街並みと城壁が残る街。街沿いに大きな壁があるので、イメージは万里の長城の韓国版。その周りに城下町が残っているようなところ。
都会から少し離れたせいか時間の経過がゆっくり。城下町に並ぶお店は個人店が多くて可愛らしい雑貨や、カフェ・レストランが立ち並ぶ。

1ついうなれば小高い山の上にある街で、永遠坂道。それもまぁまぁ急な。
それでも歩きがいのある街でウィンドウショッピングするにはぴったりの街でした。そして何を隠そう日本に帰国してからここが世界遺産だと知ったのは今これを書いているときだ。

旦那よ、それはもっと早くいってくれ

弘大も純粋に若者パワーをもらいに足を踏み入れて、大きなジュースを片手に韓国の若い子達にエネルギーをお裾分けいただきました。(弘大の写真撮り忘れた)

ここで我が旦那、「海外で買ったちょっといいものあれば大切に使う気がする」ってなって、近くの家電屋さんに駆け込んで5,000円程度のワイヤレスイヤホンを買った。

そして新たな発見。泊まっていたホテルの裏手がこれまたローカルな感じで私たちの求める感じ!野外にあるちょい飲みの居酒屋であっという間に引き込まれて着席。
にんにくたっぷりかかったからあげとフライドポテト、そして忘れてはいけないビール。しっかり夕飯前に食べちゃいました。

日本帰国

やっぱりおかゆが食べたい旦那。調べたお店にいってみたら、8時開店なのにお店が開いていない。諦めきれない私たち。

繁華街から一本入ったところを歩いていたら24時間やっていると思われる、ドがつくほどのローカルスープ屋さんに。表の看板は日本語で「牛肉の酔い覚ましスープ」「豆もやしと卵の酔い覚ましスープ」の記載。

酔い覚ましスープとは?

結論、体に優しい二日酔いに効きそうなスープ定食でした。日本昔話に出てくるような工芸品や古い鉄のフライパンがぶら下がる、古めかしいなかにどこか懐かしいお店で朝ごはんをいただいて、空港に。

空港鉄道で揺られること約1時間。
仁川空港に到着。相変わらずターミナルが大きいこの空港にワクワク。

チェックインも早めに済ませて、最終目標の免税店でパック爆買い。
実は今回バックパッカースタイル。7キロという制限があったなかで限界まで荷物は少なくしてパックのスペースを死守していた。

おかげさまで少しでも安く買えたし、これでこの先しばらくはパックに困らなそう。行きと同じく3時間かけて地元に帰って荷解きして、一段落。

ひたすらに食べたし、歩きまくった韓国。
今度は美容旅行にしたいと思いながら韓国旅行締めくくり!

今回の旅はairjapanさんのお世話になりました


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