令和13年度建造護衛艦を考える
23中期防、26中期防であさひ型DDが要求・建造されて以降、海上自衛隊の汎用護衛艦(DD)は一隻も要求されていません。これはもがみ型FFM12隻の建造を優先したからであると同時に、近年の中国海軍の急速な能力向上によってDDの運用のみならず、護衛艦隊の運用について再考する必要があったためと考えることもできます。そんな中、2023年に公開された「令和5年度事前の事業評価」において令和13年度(2031年度)に新型護衛艦が建造されることが明らかになりました。順当にいけばこの令和13