【じじい放談Ⅱ 第5会 バカンス】

「24時間働けますか!」放送できない様なCMがTVで流れていた、バブル時代に「20時間」働いていた頃が懐かしい! 1ヶ月150時間残業も周りも含め当たり前でした。
毎年給料は上がり、お金を使う時間がないほど働いていました。 今と違って、効率を求める仕事ではなく、生活と仕事が混在していた社会でした。 仕事が思い通りに行かず解決もできず、働く気持ちも無くなり、生活のために人の嫌がる仕事で「嫌々働く」ことが多くなりました。 考えるのが嫌になりました。
大好きな「バカンス」の話です。

19世紀に、フランス貴族が働かずに過ごす時間のことから、「vacancesとは、もとは「空(から)」といった意味の言葉 wikipedia」で、フランスでは2ヶ月程度の連続休暇が一般的です。
フランス以外のEU経済圏でも1ヶ月の連続休暇があります。 「バカンスのために働く」が当たり前のようです。
日本では、7日(ゴールデンウイーク)・7日(夏休み)・10日(年末年始)の3分割がやっとで、働過ぎの日本とも呼ばれ、いつまでも1980年代の世界の工場から抜出せない働き方です。
「勤勉は美徳」「自助のために貯金」は小さな経済規模の時代の話です。
日本では「働くために休む(連続休暇で英気を養い、仕事に励む)」が現実の考えです。
人間は、働くために生まれて来たのではなく、「生きるためであり、生きやすいように働く(生産・社会貢献)」のはずです。

過剰生産(労働)による低賃金の労働力不足を外国人に求める誤った政策が続き、社会が不安定になっています。
行政が考える、実態社会と乖離したサラリーマンをモデルにした社会モデルは崩壊しています。 何をやっても、ピント外れで効果が現れません。

「シンギュラリティ」働かなくて良い時代が目前と信じたいじいさんは、30年前に「10年働いてFIREする」と本気で考え数々の失敗を繰返し、低賃金のアルバイトを続けている「じいさん」が「バカンス」について話します。

収録 7月26日(金) 8時~
配信 7月31日(日)  8時~
キャスト 進行
太田のじいさん(沖縄市)
ゲスト 菊地のじいさま(仙台市)
ロケ地 ジョン万ビーチ

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