【じじい放談 第31会 ジェンダー】

20世紀は男性と女性を外見で判断し社会が決めた役割を果たす事を求められました 社会の仕組みも個人の能力を判断できない場合、安易な性別で判断して役割を分担されていました これが性別差別として男女による賃金格差に象徴される「男女差別」です この制度が社会に浸透しているため、男性が世帯収入を稼ぎ女性が補助を分担することが一般的で、男女の作業分担を前提にして社会の仕組みが作られました
洗濯機や調理器具・掃除機など家電の普及で家事労働は簡単になり必要な時間も劇的に短縮されました 家事から開放された女性も就労できるようになりました
企業では収益を上げるために性別による作業分担から能力評価による作業分担に変化し、女性の役割分担も始まっています

性別は遺伝子により決定され、人の性別は変わらないのが常識でした
2015年に「性転換する村」の存在が研究者により発表され、性は遺伝だけでなく生活環境に応じて変化することがわかりました 脳にも性別により働きに違いがあるとも言われていますが、ほとんどの臓器に性別の特徴があることがわかり始めています さらには、性別には70%男性、80%女性など割合があったり、臓器によって性別の割合が違っていたりするようです 100%男性・100%女性という人は稀であるとも言われています 男女の割合も、固定ではなく環境で変わることもあるようです 「細かな性は常に変化している」ということのようです 研究が進めば自由に性を選べる時が来るのでしょうか?

話題になっている「性別」は、外見ではなく「自分で決める性別」で、「性別による格差」ではなく「能力に応じた役割分担」です 「性は固定ではなく日々変化を認める」という事です

男の子は「青」女の子は「赤」、(理想の)「男らしく」「女らしく」で育ち、間違った当たり前の社会生活を送ってきた「じいさん」が、ジェンダー(性別)について話してみます

収録予定
11月26日 8時~
配信予定(YouTube)
12月5日(日) 8時~

キャスト
進行  太田のじいさん(沖縄市)
ゲスト 菊地のじいさま(仙台市)

ロケ地
沖縄県うるま市 ウクの浜

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