【2022年の振り返り】おいしい!楽しい!大好き!お店編
2022年もいっぱい食べて、飲んで、おいしく生きました。
お酒を飲んで、しゃべって、食べて過ごせることがやっぱり好きです。
ちょっと前までそれが奪われていた世界だったなんて。
新しい店を開拓するより、好きな店に何度も行きたい。そんな気持ちにもなっていった1年でした。
AC house(西麻布)
めちゃくちゃ“イケてる”お店だった。料理もプレゼンテーションも、カルチャー感も空間も人柄も“イケてる”。とにかくかっけーってしびれた。
行ったのは秋深まる頃。少しずつ冬の気配も出てきて。
季節ってこう見えるんだって発見が楽しい。また行きたい。
マルサラ飲食店(三軒茶屋)
最近はケータリングがメインになっているけど秋に店舗営業再開していてうれしかった。マルサラはお弁当をときどき食べていて素材の組み合わせが大好き(こぶみかんの唐揚げとか)。それをつまみにナチュール飲めるなんて最高じゃん。
16時からやってるのもいい。今年はサマータイムを導入しようとしてて早めに仕事を切り上げて保育園のお迎え前に1杯というのをときどきやってた。tacos shop、sputnik、cyodo、another 8 corner、ドラスタンド、sanitiy…。
アペロ最高ー!
nativo(三軒茶屋)
“シンプルイズベスト”イズベスト!!
散歩コースでよく通ってる「nativo」についに行けた。
トマトとバターのパスタ、バターチキン、レモンとツナのパスタ。もうとにかくシンプルが最強だった。
もう、たやすくシンプルとか素材の味とか言えないかも。
スポルカチョーネ(明大前)
用賀時代の最後行きたかったけど予約取れずで行けず…再開を待ち望んでいたら祐天寺で間借りがあるということでついに行けた。
念願のすりたてジェノベーゼはいわずもがなジェノベーゼの概念変わるやつ。
前菜盛りもお肉もおいしすぎたし、なにがいいってワイワイガヤガヤな空気。映画「ディナーラッシュ」さながらの厨房。みんな楽しそうに食べてる様子が最高にピースフル。
明大前に再オープンしたので、すぐにでも行きたい(誰か行きません?)
タベロヤ(三軒茶屋)
そう、もうおわかりでしょう。今年はイタリアンブームだった(個人的)。
イタリアの地域によって料理全然違うし、イタリアンってピザとパスタだけじゃないし、ピザとパスタも大好きだし、イタリアワインのもう理解することを超越した多様なおもしろさとおいしさとか愛せるし、なによりストレートにおいしくて楽しい!
名物たらこスパゲティは唯一無二のたらこスパゲティで、ぺらぺらうすうすじゃないローストビーフもおいしかったな。
アットホームな街のイタリアンって感じもいい。「子どもも一緒に食べれるだろうな」と思った。
ta.bacco(恵比寿)
これはイタリアンなのかな?創作かな。
看板もメニューもないお店。カウンターで厨房の中を見ていると、匂いと手際でなにが出てくるかワクワクする。
ちなみにメニューは「ストップ」っていうまで出てくるスタイル。
「お腹どうですか?」
「結構お腹いっぱいになってきてる」
「でももう1皿行ける」
「わかる。もう1杯飲みたいし」
「わかる」
って、食べる量、飲む量が同じ女友だちと行くのがおすすめ。
今年、そういう友だちが新しくできたのは本当にしあわせなことのひとつ。
Un Jour(目黒)
フランスに来たかと思った。気負わず、でもしっかりちゃんとフランス感あって、空間も料理も味わい深い。
ブーダンノワールがあるのがうれしい。豚の血で作るソーセージってサイコな感じが最高。ブーダンノワール大好き。
「ワインをボトルで」という気持ちになったのも今年の個人的食トピック。飲んだことのないもの、SNSで見たあのラベル…を追いかけるよりも、「1本決める」「1本の変化を楽しんでみる」をやりたい気分だった。
それに付き合ってくれる人はまだ少ないけど、「ワインをボトルで」と提案してみるようになった。小さいけど新しい1歩。
Vplus(西早稲田)
行ってみたかったブイプラス。食材の組み合わせがおもしろかった。鰤とドライ納豆と葉にんにくのタプナードが特に感動。パンもうまい。
葉隠でちゃんぽんで〆までをコースとしたい。「やきとり」と「ちゃんぽん」の文字に惹かれて入ったら正解。
ふらっと入って“なんかいい”ってなるのがひさしぶりでうれしかった。
約束しておいしいもの食べに行って、そのまま2軒目行って、歩いて帰っててやっぱり楽しい。
言っても今年はあんまりできなかったな(時勢的なことだけじゃなくて、いろいろ理由はあるけど)。
創作カレーMANOS(三軒茶屋)
在宅ワークしていると、油断するとUberEats開いてMANOS頼みそうになる。MANOSのカレーはオリジナリティの塊って感じで楽しい。
月変わり、週変わりのユニークなのはいつもどれも食べたいし、定番チキンカレーも捨てがたい。
梅とか魚系とか和食材とかのがおもしろくて、組み合わせ悩んで仕事にならないんですけど…!ってくらい。
焼肉千里(三軒茶屋)
チゲと家庭料理なんてあるから焼肉屋だなんて気づかずいたら、めちゃくちゃおいしい焼肉だった。
秘伝のもみシリーズがやばい!
副菜でお茶を濁す気はなく肉全力投球で焼肉に挑みたいけど、胃腸がそうもいかなくなってきているお年頃。
千里は汁物がうまいから、もう最高すぎる。
クッパ、チゲ、コムタン、サムゲタン…永遠に飲める汁シリーズが、胃腸を優しくあたためてくれる。
毎回、汁物もたっぷりオーダーするから結局おなかたぷんたぷんだけど。
モゴ(経堂)
暑い日でした。暑さにくたばりそうになってたどり着いたコングスクとスイカジュースは食べるオアシスでした。
コングスクもスイカジュースもなにかのエッセイで読んでて食べてみたかったやつ。食べてみたかったが叶う東京は、やっぱり食いしん坊の街。
冬は冬で韓国料理食べたくなる。寒い寒い言って、行かなくちゃ。
広東料理 鳳仙(京都・京都市役所前)
京都に行ったら行きたいお店はたくさんあるのに、やっぱり鳳仙に行ってしまう魔法にかけられている。
京中華といえばの酢豚、春巻きはスタメン。シュウマイはあったらラッキー。ダークホースは焼きそば。
ハハハ(京都・寺町高辻)
優しい韓国料理とナチュラルワインを古民家で。
お目当てのムルフェは、「きょうの肴なに食べよう?」(クォン・ヨソン著)を読んでから食べたかったやつ。文字で読んで、絶対好きだと思ったら、絶対好きな味だった。一生食べたい。
ムルフェのスープの材料教えてもらったから作ってみようかな。
おまけ・かとりや(溝の口)
メインビジュアルの焼き鳥は溝の口のかとりや。
モクモクの煙、肩が触れ合うくらいぎゅうぎゅうの席、聞く耳持たなくても聞こえてきちゃう隣の会話、大ジョッキ、焼き鳥、おしんこ。
20代から30代まで毎週毎週飲み歩いて、飲み明かしていたあの子と、「なんかこうやって飲めるの超しあわせなんだけど」ってひさしぶりに外で2人で飲んだ。あの頃みたいに飲んだけど、あの頃より弱くなってたけど、たのしかった。
ちなみにここの焼き鳥めっちゃおいしいんだけど、赤いタレがやたらおいしい。