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「母性」を学んで、「父性」について考える
「母性」ってなんですか?
男性の私にも母性ってありますか?
あるとしたら、それは母性ではなく「父性」ですか?
だとしたら、母性と父性は何か違いがありますか?
女性が、赤ちゃんと触れ合ったときに、「あー、母性が湧く!」などと、言っているのを耳にしたことがあります。しかし、男性が同じ場面で「あー、父性を感じる」というのを、私は一度も聞いたことがありません。けど私だって、「赤ちゃんかわいいな」とか「自分も子どもが欲しいな」などの感情に満たされ、このなんと表現するのが正しいのか、胸の奥から込み上げてくる、なんともいえないキューッとした、何か愛おしさを感じたことがあります。これは女性が感じる母性と呼ばれるものと同じですか。もし違うとして、もしかしてこれが父性ですか?もしくは父性ではない、何かですか?
「父性」ってなんですか?
私はまず、広く知られている「母性」について学ぶ事にしました。
「母性の科学」 アビゲイル・タッカー
私は本屋さんで必ず立ち寄るブースがあります。そうです、育児本や育児エッセイがある本棚です。そこですれ違うのはいつも、おそらくママさん、もしくはこれからママになる女性です。是非、男性のみなさんも積極的に立ち寄ってみて下さい。おもしろい、そして参考になる本がたくさんあります。最近では男性視点で書かれた本も多くなってきている印象です。先月、そこで一冊の本のタイトルを見て一目惚れしました。
タイトル通り、ママになると脳や性格がすごく変わるわけが、科学的根拠やいくつもの研究例をもとに紹介されています。科学に基づいて書いてあるので抵抗がある方もいらっしゃるかと思いますが、女性の身体の変化を学ぶことはパパにとって必要不可欠だと思うので読んでみて損はないと思います!!
とりあえず、素直におもしろい。
そして、なるほどと納得する点が多い。
なにより読んでよかったな、と思った本でした。
紹介するのが下手すぎてものすごく申し訳ないです.汗
ただ、ホンマに手元に置いておきたいという思いが強く、いつもはフリマアプリを閲覧したりして、購入に至るのですが、今回はその場で即決しまして、、
ま、あの、機会があればどうぞ笑
幸せホルモン、オキシトシン!!
みなさん一度は聞いたことがありますか?
幸せホルモンと称される「オキシトシン」
母性、そしておそらく父性を考えるにあたり重要だと考えられているものの一つがこのオキシトシンです。幸せホルモンと呼ばれるだけあって期待は十分。ちなみに最近の研究では社会的行動においてもこのホルモンが関与していることが分かっているそうです。難しいことは難しいので一旦、置いておいて、、
女性は妊娠から出産にかけてホルモン分泌を始めとしたあらゆる変化が体内で生じています。これによって気分が落ち込んだり、気持ちが悪くなったり、、
でも、この変化の一つにオキシトシンの分泌促進があり、出産そして母乳が出始めますよね。
んじゃ、男性は?
どのタイミングで体内変化が起きて、オキシトシンの分泌が活発になるんでしょうか?実際、性行為以降、男性の体の変化は女性みたいにはないと言えるでしょう。諸説あるとは思います。さまざまなファクターがあると思います。
しかし、近道は、、
赤ちゃんに触れること!!!
だと、私は思います。
赤ちゃんと触れ合うということ
男性が育児に参加したい。赤ちゃんと触れ合いたい。という気持ちは、赤ちゃんに触れ合うことで加速します。かつて赤ちゃんに触れた経験があるかどうかも重要だとか。さらに、それは赤ちゃんの匂いが関係しているそう。いくつかの小学校では「赤ちゃん先生」という名で、赤ちゃんと実際に触れ合う機会を設けているそうです。でも、もうパパになる寸前のあなたは小学生に戻って、メモリーを手に入れることはできませんよね。そんなあなたに朗報です。
ベビーキャッチ!
ま、実際には立ち会い室での抱っこですね。率先して、して下さい。もちろん立ち会いができない場合もあるかもしれません。でも、もし可能ならば立ち会わない選択肢はないでしょう。そして、積極的に生まれたての赤ちゃんを抱っこしてください。命を感じて下さい。匂いを嗅いでください。きっと、あなたの中の幸せホルモンが活発に動き始めるはずです。
そして助産師さん。私がすごく尊敬する仕事です。ほんまにほんまに、すごいお仕事です。命に向き合い、新しい命の責任を一緒に負う助産師さんを私はほんまに尊敬しています。すごいと思います。そして、私はどう頑張ってもその仕事に就くことができません。だから、そんな頭が上がらない助産師さんに一つだけお願いです。男性のベビーキャッチ(抱っこ)をもう少しだけ後押しして下さいませんか。躊躇するパパの背中をもう一度だけ押しください。その先の幸せのために。大変恐縮なお願いですが、よろしくお願いします。
もちろん、それは始まりにすぎません。
けど、大きな大きなきっかけです。
パパ、率先して赤ちゃんと触れ合ってください。子どもと関わって下さい。それは、我が子のためだけではありません。もちろんママのためでもあります。でもそれ以上にパパ自身のためでもあると、私は思うのです。
幸せホルモン
自分の中に感じみませんか?
父性とは何か、、
結局何かはわからず、話は脱線して母性、そしてオキシトシンの話に、、
けど、このオキシトシンが母性に関係していると私は思います。
そのうちの一つだと思います。
そして父性とオキシトシンも関係していると思うのです。
なので、まずは赤ちゃんと触れ合ってみませんか!
匂いを嗅いでください。
メモリーを手に入れてください。
いつの間にか赤ちゃんが愛おしくて、好きになっているはずです。
そんな時、ふと感じてみて下さい。
自分の中のオキシトシンを。
その名の通り「幸せ」を感じませんか?
さらに今までとは違う、その感性を、感覚を、感情を、全身で感じて下さい。
きっとそれが父性です。
おまけ
私は従兄弟と一回り以上離れており、彼らのオムツからミルク、沐浴など、一通り経験してきました。経験させてもらいました。そのおかげか、他人より赤ちゃんが好きで、子どもと遊ぶこと、触れることに幸せを感じます。これがおそらく私のメモリーです。彼らには感謝ですね。
母性も、そして父性も赤ちゃんに触れることで得られるものだと思います。
パパはその点で少なくとも1年間遅れをとっています。
ママはお腹の中の赤ちゃんと意図して、また意図せず会話をしています。
パパも会話をしましょ。