カヌーは人生
子どもたちの相模湾横断50km、無事に終了しました。
突発的な挑戦でも、一過性のイベントでもなくて、日常の先に繋いだ身の丈+10センチの旅。
「小さな頃から遊んできた大好きな逗子海岸。
その先に広がる世界をみてみよう。
自分たちの力で行ってみよう」
という少年心をそのままみんなで形にした大きな遊びは、大成功!
隊長と副隊長はもちろん、同行カメラマンも、サポートの大人たちも、支えてる人が皆、日々の繋がりの中で完結できていることに、改めて感謝。
詳細は、上山葉ちゃんのnote 「Zu Sea to Mountains 逗子〜小田原カヌー50km」に詳しいので、そちらを読んでください。
↑富士山へと向かう子どもたちを捉えた、志津野雷くんの写真。じーん。
子どもたちの冒険報告は葉ちゃんに譲り、私は番外編の記録を。
天に見守られて、べた凪・好天・追い風に応援されて漕ぎ切った子どもたちの往路から一転、親たちが担当した復路は、ちょっとした冒険でした😅
逆風・逆潮・ウネリも高い! そんな中、大人たちよく頑張りました〜。
前日、子どもたちを迎えた小田原漁港に、翌朝7時に最集合。7時半には小田原漁港を出航し、なんとか14時に逗子海岸に着きました。
漕ぎっぱなしを三回転。夜はみんなビール一杯で、座ったまま寝そうだったね。
仕事、家族、地域のこと。
皆それぞれにいろいろ抱えている中で
気持ちを込めて皆のカヌーをメンテナンスして、
練習を重ねてきました。
(年に一度のお祭りをやるのに、神輿を維持し、半被を縫う町内会の人々の輪が欠かせないのは自明のこと。同じように、こうした冒険や子どもたちの日々の練習を支える基盤として、地域の大人たちの輪はなくてはならないものなのです)
なーんて。
子どもたちファーストで冒険を応援しながらも、
もちろん、隙あらば自分たちも楽しもうという気のいい仲間たち。
ひとりじゃ何もできない自分が
あたたかな輪の中で子育てさせてもらえていること、
海と仲間に、自分自身まで育ててもらえていること。
ありがとうしかありません。
海とみんなに感謝してもしきれない分は、
どうにか地域と子どもたちに還していけますように。
もっと地に足ついて。
もっと優しく。
もっと大きく、、、
そんな風に思いながら漕いでいたら、
とびうおが並走して、カヌーの横を数十メートル、スーッと飛んでいった。
あまりに軽やかなその長距離飛翔と、
相変わらず肩にばかり力が入ってしまう自分の漕ぎの、対比が浮き彫りに。
「・・・😂」
ってなったよね。
自然はいつも、いい先生。
今回も最高のメッセージ、いただきました!
今週末も、子どもたちの冒険は続きます。
カヌーで着いた先、海抜0mの小田原・御幸の浜にタッチしてから箱根の山々を40km歩きます。(走り抜く気マンマンの子も!)
天気予報は、小雨。今度は山のかみさまが、子どもたちの味方をしてくれるといいな。
Thanks Yo Ueyama for sharing beautiful moments!!(写真:上山葉)
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