VR国までのOur Storyがはっきり見えた
「VRの国を作る」という事は、「VRで暮らす」に近いと思うんだけど、あんまりイメージがはっきりつかなくて、今日までもやもやしながら行動してた。
今日まではね!
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太陽の日差しに温かさを感じる午後、日暮里のカフェで僕と坂本君の「VR国作り」は大きく進展した。その始まりは、
「そもそも、なんで葵君は、VRで暮らしたいと思ったの?」
と坂本君に聞かれたところから始まる。
VRで暮らしたい理由は確実に一つしかなくて、アニメ「ソード・アート・オンライン(SAO)」の影響しかない。あの作品に出会ってから、VRの事も知ったし、そこへの興味もここが出発点だと思う。VRの世界に行ってみたいと思っていた。その思いは、VRゲームを体験したことでクリアされ、VRで暮らしてみたいに変化してったんだろう。
でも、ここで僕は気づいた。
僕は、「SAO」を知るずっと前から別の世界(=VR空間)に憧れていたんだって。小学生の頃熱中していた、ゲーム「ファイナル・ファンタジーX」。あれが、本質的に「現実世界とは違う世界」にいってみたいと思った原体験だ。
VRで国を作る前に、まずはここをチャレンジする必要があると考えた。つまり、「行ってみたい世界を体験する」。これが、最初に目指すべきポイントではないか?
いままで、VRで国を作ってなんやかんやの話は、それも楽しいんだけれど、もっと後の話。遠くにあるゴールばかり望遠鏡で覗いていて、手前の道がどうなっているのか全く見えていなかったんだなって思った。
自分に問いかける。当たり前に問いかける。
「なぜそう思ったのか? なぜそうしたいのか?」
そこから一歩ずつ始まっていくんだ。