フィリピンふらふら一人旅(4日目 Nasugbu~マニラ Makatiへ)
フィリピンふらふら一人旅(4日目 Nasugbu~マニラ Makatiへ)
2024/9/25
早朝のNasugbu public market
Nasgubu 2日目の朝。早く起きて再びあの市場に行ってみることに。時刻は5時前。外は真っ暗だけど市場は既に人で賑わっていた。聞くところによると市場は朝3時から開いているらしい。
この市場には、1階に肉、魚、米・卵、野菜・果物のコーナーが、2階に衣類や雑貨のコーナーが位置している。魚コーナーは既におばさま達が朝採れた魚を売っており、肉コーナーではあちこちのお店で屈強な男性が丸々1匹の豚を切り分けていた。野菜・果物コーナーでは開店準備をしており、米・卵コーナーや2階ではまだシャッターが閉まっていた。コーナーごとに別々のタイムスケジュールがあるようだ。
魚コーナーの青物は日本でもお馴染みのイワシ、アジ類、サバ・カツオ類、タカサゴ、タカベなど。また小さいサッパやヒイラギみたいなのが大量に売られてた。地魚はブダイ、フエフキ、キントキ、ハタ、タチウオ、イトヨリダイなど。巻貝や二枚貝やワタリガニもいた。他にもティラピア、ウグイ?などの淡水魚も。魚コーナーの中年女性はたくさん話しかけてくれたが、タガログ語がわからず、少し申し訳なくなった。また彼女らも英語があまり話せないようだった。あまり外国人に見慣れてないのかも。
朝散歩 in Nasugbu
市場を満喫した後は街の外れにある漁港Wawa portのあたりまで散歩することに。夜明けとともに人々の活動が始まった。サイドカーをつけたトライシクルがそこらじゅうを動き回っている。6時くらいには登校するたくさんの小学生の姿が見えた。フィリピンの朝は早い。
帰り道に海沿いを歩いた。道の海側には所々リゾートホテルがならんでるが、地元の人の生活圏にもなっている。家屋の前に屋台が並び、ご飯を売る人、食べる人、学校に通う子どもや送る親、そして犬がいる。賑やかだ。
ビーチには朝から人が集まってた。海に入ったり、休憩したり、豆腐のようなものを売ったり。少し歩くと地引網を引いてる集団がいたので見学してみた。網につながっている2本の綱を、子供からお年寄りまで皆んなで腰に紐をつけて引っ張る。30分ほどすると網が上がってきて、若い衆が海の中に網を回収しに行った。網が全部上がると小さいサッパみたいな魚が特大バケツ2杯ほど大量に取れていて、すぐさま近所の人15人くらいで分配が始まった。分配といってもその場で各々自分の袋に魚を好き勝手入れるだけだったが、争いが起きないよう皆なんとなく空気を読みながら適度な量をとっているようだった。その人々の合間に犬やネコ、ガチョウが様子見しにきているのが何とも良い光景だった。
最後にPublic marketで三度目の見学をし、お土産にハンカチを買った。ここの人たちは日本と違って、ゆったりとおしゃべりして1日を過ごしているようだった。またぼったくり精神のない人たちで、ただ自分の興味や人助けのために声をかけてくれる人が多くて本当にNasugbuが好きになった。もしフィリピンに住まなくてはいけないことになったら絶対にNasugbuに住むと思う。
バスで Pasay(パサイ) へ
ホテルの人に持ってきた日本のお菓子を全部渡してチェックアウト。Nasugbuは本当に面白い街で離れ難かったが、明日の成田行き飛行機に乗るべくマニラへ向かう。ホテルのすぐ横のターミナルから出てるバスに乗ってマニラのパサイPasayへ。バスに乗ると係の人が来て、行き先を告げると数字の記載された紙に沢山穴を空けて渡してくれた。穴の位置で料金がわかるようで運賃は226ペソだった。12時頃発。
パサイに着いたのは16時頃。およそ4時間の道のりだった。パサイで降りるとやっぱり客引きにすぐ声をかけられる。ここは主要幹線道路の交差点らしく、たくさんの車と人で溢れており、タクシーを呼ぼうとスマホを触ってると至る所から声をかけられ、かといって道路側に行くとジプニーやトライシクル、タクシーの猛ラッシュに轢かれそうになり、全然落ち着けない。
Makati(マカティ)
パサイからホステルのあるマカティまでGrabタクシーで向かった。マカティはバックパッカーの街と言われるだけあって外国人をあちこちで見かけた。
Ayala Triangle Gardens
マカティのAyala Triangle Gardensへ。ライトアップされた芝生と木々、カフェがあっておしゃれ。東京のどこかで見たような光景で、日本に帰ってきたみたいで特段面白くはなかった。
Ayala Malls Glorietta
隣接しているショッピングモールAyala Malls Gloriettaへ。4, 5個のビルで構成されてる上、フロアマップがなく(フィリピンのショッピングモールあるある)、行きたいお店に辿り着くのが大変だった。ガードマンの荷物チェックの丁寧さは人による。マニラのショッピングモールの人ははほとんど何も見てない。
ショッピングモールの中のsentro1771と言うレストランで夕飯を食べた。chicken adobo、グリーンマンゴーシェイク、野菜の何かを頼む。
フィリピンのごはん屋さんはメニューの写真から想像される量のおよそ2,3倍の量を出してくる。およそ複数人で食べることを前提とした量だ。一人で行くとフードファイトが突如はじまる。ボッチ飯には厳しい。
chicken adoboは醤油ベースのシンプルな味つけでほろほろになるまで煮込んだ鶏肉。野菜の何か?は、にんじん、キャベツ、インゲン、カボチャ、エビ、レタスなどを薄い小麦粉の皮で包み蒸したもの。特に味はついてないのでソースをかけて食べる。グリーンマンゴージュースはグアバみたいな味で青臭さのあるマンゴーだった。どの料理もお世辞抜きで本当に美味しかった。ただ合計で1200ペソも使ってしまった。
レストランを出て、夜に少し散策した。
メインストリートやAyala Triangle Gardensでも街灯が少なく薄暗い。コンビニも薄暗い。慣れて仕舞えば何も感じないが、マニラの夜を一人で歩くのは少し怖いかもしれない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?