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無形スキルと有形スキル、仕事について考える(建築業界の人手不足についても)

こんにちわ。
今日は占いは関係ない話で気になってる事を書こうと思います。

占いや神秘学への追求をずっとしていて
noteでの発信と、さまざまな人の記事などを見させて頂いている中で

noteでの収益化や、
それ以外の自動収益化の仕組みの記事など拝見してました。

その中で、今までの私の価値観、
仕事は労働、
というのが崩れて、
仕事の意味について、
お金の意味について、
よく考えるようになりました。

でも、それに対して違和感が出てきたので言語化してみます。


仕事とは何か

仕事について考えてみます。

仕事とは、与えた価値に対して、対価が払われること。
一番簡単なのは、労働して、時間単価でお金をもらうという方法ですね。
そこに、スキルを持っていればそれに付随して単価が上がる。

コンビニの店員は、誰でもできる(と一般的には思われる)仕事なので、単価は低く、
現場で溶接作業をする人は、資格が必要でリスクもあるので、単価が上がる。

しかし、最近は「目に見えない価値」を提供する仕事が増えている。
物理的な成果物以上に「無形の価値」に重点が置かれている。

その背景は、
1.情報や知識の価値化(情報が溢れすぎているので、それを精査する仕事が増えている)
2.感情や体験の重視(他サービスとの差別化)
3.デジタル環境での活動の増加

などが挙げられると思います。

無形スキルの具体例を挙げるとすると
・共感力
・コミュ力
・問題解決力
・クリエイティブ思考
・流行を察知する力
・リーダーシップ
・ストーリーテリング能力
・洞察力
などなど

これに対して対価が払われるという仕事の仕方がかなり増えています。

占いも無形スキルだと思います。
ツールとしては、学んだもので占うので
有形スキル?とも言える気もしますが、
お客さんが求めているものって、
共感してほしかったり、相談したいだったり、
自己分析だったり、、
本当の需要って実は無形スキルを求めていることが多い。

とにかく、これからの時代は「無形スキル」「目に見えない価値」を
捉えられなければ、労働に捉われ続けてしまうということが
よくわかりました。


無形スキルに依存する仕事は、つまり実態がない仕事、、ではないだろうか?

無形スキルを磨くことは重要。
それは大事。

なんだけど、
無形スキルを提供する仕事って、、、
実態がない、、ですよね。。???

何を生み出しているかというと、
例えば、占いでいうと
お客さんに対して、やる気だったり
自分自身を見つめ直すことで
これからの人生の道筋を立てられる、
頑張れる。
を与えてます。

その結果、その人が何かを頑張って社会の役に立てることを
つむぎ出せれば、実態はありますね。

無形スキルを扱う時って、その先でなんの価値を生んでいるか
それをよくよく考えないと
ただの実態のない仕事。。。になるなって思います。

無形スキルでの価値提供を否定している訳ではないんです。
ないんだけど、
無形スキルだらけで、実態のない仕事ばかりしてる人が増えたら、、
世の中ってどうなっちゃうの???
っていう疑問が湧いてきて

ちょっと怖くなったんですよね。
こう考えちゃうところが、
四柱推命でいう、月支元命「正官」のど真面目部分なのかも、、とほほ笑
もっと楽観的に生きたいですわ。

深刻な人手不足の建設業

突然ですが、
建設業は深刻な人手不足です。
結構ディストピアです。

現場に行くと、おじいちゃんばっかりが鉄筋を組んでいて
スケジュールだって全然うまいこと進みません。

間違いまくります。

それに、社員だって技術力がなくなってます。
図面をろくに読めない人だって増えてます。

最近増えてますよね。大手ゼネコンの大型ビルの施工不良。
これからさらに増えると思います。

建築業界は体感で言うと、
本当に決壊ギリギリっていう感じです。
今の現状は、30代以降の技術員が頑張って耐えてなんとか保ってる
って言う印象です。

でもそれも他の組織だったり
業界に流れ出してます。

まぢでピンチです。

それで、今物価上昇がすごいですよね。
物価も上がっているし、
人にかかるお金も上がってます。
これは今後もっともっと上がり続けると思います。

じゃないと建設業自体がもう持たない。
なので、健全な上がり方だと思います。

一方で、上がり続けることは必至なので
建築を作るってこと自体、多分贅沢品になるかなと思っています。
一般人が個人宅を持てる時代は終わるのかなって
今はそう感じてます。

そんな業界に残ること自体が結構しんどい気はしてます。
で、色々と模索してたんですよね。抜ける方法というか、、
でも、誰かが担わないといけない仕事じゃないかな
だって建物を作るって絶対必要なことだもんね。
それにディストピアに残っている仲間たちを
そのまま残しておけないよな、、

というややこしい性格を発揮している、なう。です。

まとめ 社会の二極化と、その先

実態がない仕事(無形スキルに依存する仕事)が増え、
実態がある仕事(有形スキルに依存する仕事)が現象していく現状は
現代社会の構造的な変化なので、もう止められません。

その結果、以下が引き起こされると思います。

1.社会の二極化が起こる
無形スキルに依存する仕事は、情報、感情、文化的価値を提供する「ソフトな仕事」として拡大し続ける。スキルが抽象的で計りにくく、成果の評価が曖昧ですが、成功者には高い収益が集中する。
一方、有形スキル依存の仕事は労働集約型で、報酬が上がりにくい構造が続き、人手不足や担い手の現象が深刻化、業界の存続が危ぶまれる。

2.必要不可欠なインフラの脆弱化
建設業のような基盤産業が弱体化すると、社会全体のインフラ整備や維持が困難になる。結果、公共サービスの品質低下、災害対応能力の不足などリスクの増加。
価値高騰により、住宅、インフラが「贅沢品」となる。

3.バランスの取れた社会の構築が課題
無形スキルによる付加価値を重視する流れは今後も続くが、
物理的な労働がなければ社会は成り立たないので、
有形スキルを持つ職業への再評価が必要で、
必ずそれは起こる。
建設業では、技術の高度化(ロボット、AI)で労働者不足を補完する仕組みが進み、
労働環境や賃金の見直しによる人材確保が急務

建設業でいうと、、
無形価値が乗っかっている建築物以外は、
もういらなくなる。
なんなら、もう建物はたくさん建っているので
それをうまく転用できる技術の方が重要。

なので、私が建設業でやりたいのは
①最新技術の活用により、人手不足解消の技術開発をしたい
②建築のリブランディング能力を高めたい

と思いました。

①について、
現在、建築情報学会でワークショップを企画中です。

仕事復帰してからのこの視点を大事にしたいなと思います。
(すぐ転職、もしくは独立するかもしれませんが、、)

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