見出し画像

【四柱推命✖️紫微斗数】使う暦の違い(太陽暦と太陰太陽暦)について

こんにちわ。
今日は基礎的なことについて
私がやっている四柱推命と紫微斗数
それぞれ「命術」という種類の占術です。
一生を通じて変わらないものや、運命の流れを知るものです。

これって何かっていうと、
暦と、個人の関係を読むということなんです。

暦って一体なんだっけ?
当たり前に使っている暦は何を元に決められてるのか、今日は改めて深掘りしていこうと思います。

暦は太陽、地球、月の関係を表したもの

暦は何で決まっているかというと、太陽と地球と月の関係で決まっています。
(中学生の時理科で習ったはずですねw私も占いやるまで忘れてました)

私たち日本には四季がありますが、なぜ四季があるかというと
1年で太陽の周りを地球がぐるっと一周まわっているからです。

なぜ、干潮と満潮があるかというと
月が地球の周りを公転しているからです。

なぜ、1日に昼と夜があるかというと
地球が自転をしているからです。

左は地球自体の自転と地軸 右側が1年の地球の動きです


①1年は地球が太陽を一周する期間(公転周期約365日)
②1ヶ月は月が地球を一周する期間(公転周期約30日)
③1日は地球の1周ぐるっと回る期間(自転周期(24時間))
④1時間は地球の自転周期を24分割したもの


①から④でわかるように、
今日が各惑星との関係がどうなってるかわかるように
暦ができたんですね。

なぜかというと先ほども言いましたが、
生活に必要なサイクルが惑星と惑星の関係により決まっているからです。

自分が生まれた暦を見ることで
自分が生まれた日、
惑星と惑星の関係性はどうだったのか
がわかるわけです。

惑星からの影響を個人もうけているんですね。
それを占いで見ています。

では、四柱推命と紫微斗数の違いはなんでしょう?
実は、上記②の 1ヶ月の数え方 が2種類あるんです。
四柱推命は太陽暦:太陽を基準とした1月の数え方
紫微斗数は太陰太陽暦:月を基準とした1月の数え方

を使います。

※1ヶ月の数え方が違うので1年の切り替わりも年によって、太陽暦と太陰太陽暦では変わってきます。

太陽暦とは?

「太陽暦」は地球が太陽の周りを1周する時間(約365.24日)を基準として作られた暦です。

つまり季節を重要視した暦の数え方です。

現在は世界標準で「グレゴリオ暦」という暦が使われてますね。

昔の中国、日本では「二十四節気」というもので、季節と暦を管理してたらしいです。

地球は、自分自身もクルクルと自転してます。
その自転軸は公転面からの法線から23.4度傾いているので、太陽と地球の距離は変わらなくても、場所によって太陽の高度が変わるわけです。

それがあるから季節が生まれます。

そこで、農作物がいつ取れるのか、生活の目安として、地球が太陽の周りを1周することを12分割して管理することにしました。(12分割にしたのは、月の公転周期と近いからですね)

一番太陽高度が高い日は夏至で6/21.22くらい
→十二支の午
一番太陽太陽高度が低い日は冬至で12/21.22くらい
→十二支の子

と決めて、そこから分割されています。

というふうに、太陽基準で決めたのが
太陽暦です。

太陰太陽暦とは?

太陰太陽暦とは、月の公転周期を基準に、新月から次の新月へ移行する期間を一月として、月を数える暦です。

なので、月と地球の関係に重きを置いた暦です。

明治6年までは日本でこの暦が使われていたそうです。
しかし、季節とはどんどんとずれていきます。
差が1ヶ月分になったら閏月みたいに補填するって言う(19年に7回)。
なので、たまに直すので、一応太陽もついてるんですね。
太陰太陽暦。

しかし、季節を管理できないと色々と不便、、ということで
太陰太陽暦を使っていた時代は、別に季節の暦として二十四節気というみたいです。

え、めんど笑

それでもやっぱり月の周期も無視できなかったんでしょうね。

満潮、干潮は月によりますし、
生理の周期にも関係するし
女性はそれによって気分の浮き沈みに影響します。

昔は暗かったので夜がどのくらい明るいかは重要だったのでしょう。

四柱推命は「太陽暦(二十四節気)」、紫微斗数は「太陰太陽歴」を使った占い

で、占術によって使っている暦が違うので
月の暦が変わります。

基本、どちらも時柱、日柱、月柱、年柱を使うのですが、
この月柱が変わります。
※場合により年柱も変わります。

色々とややこしいんですが、
簡単にいうと
四柱推命は季節重視、つまり全体社会の中での自分の立ち位置を客観的に見る占い
紫微斗数は情緒重視、つまり個人の感じ方思考の情緒を主観的に見る占い

と勝手に位置付けています。(完全自論です)

面白いですよね!

四柱推命だけでも十分切り取り方が無限にあってひたすらに面白いんですが、
紫微斗数は、また別の観点ですごく面白いし、
個人が何で悩んでいるのか、とか
もっと細かくいうとどういう状況の時に力が発揮できるのか
とかがわかる気がして
それで、どちらもやってる感じです。

どちらかだけでも無限の知識量が必要なのに
なぜかどっちもやってるせいで中途半端といえば中途半端なんですが、、
どちらも置いて置けないのはそのためです。
それに、お互いを理解していく時に逆側から理解が進む時もあり
面白いです。

でもまだ解像度がかなり荒くて、
もう少しわかってきたら、より詳細に色々と読み解けるんじゃないかなと思ってます。

それと、紫微斗数は西洋占星術にかなり似てるところもあるので
その辺も深ぼって比較していったら面白いなーと思ってます。

とりあえず、今日はここまでにします。

いいなと思ったら応援しよう!