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kiuchi
自分の傲慢さと向き合う
最近頭の中で考えたことをノートに書きだすようにしている。
書く時間などはまちまちで、頭の中でもう少しで整理できそうだけどなんだかしっくりしてないなくらいのタイミングで筆をとる。
誰にも見せるものではないから書き方は自分から出てきた言葉から。書いてる最中は行き先を決めずに歩いている気分なのだけど、最終的には「ああこんなところにいきたかったのかも?」「イメージしたところに近づいたかも」というような感情に届くことが多い。
考えや思い、過去や未来を書きだしていきながら最近気づいたことは、自分が傲慢な人間だということ。人に気遣いながら生きているつもりでもやっぱりどうしようもなく私は傲慢で、世の中に支えながら生きているということ。この先もそうしていくだろうということ。そんな感じだ。
「傲慢でいること」に気づくと、その傲慢さを消し去るために自分を変容させたくなる。はじめはいい人間になれるかもしれないとその変化をいったん受け入れるのだけれど、だんだん無理が生じてきて決壊する。そんなことを私は何年も繰り返してきた。
大事なことはきっと、「傲慢さを自覚してその自分とともに生きること」なのかもしれない。あれもしたい!これもしたい!が自分であって、それを我慢することができないことも自分。こんな人に囲まれていたい、私もその人を大切にしたいというのも自分。時々イライラしてしまうのも自分。予期不安に押しつぶされそうになるのも自分。
「こんな自分ですが、宜しくお願いします」
から毎日を始めていく。傲慢でありながら、謙虚に過ごす。そうやって一歩一歩進んでいくことが今私にできることなんだろうと思う。