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優秀なテロップは脳へのストレスを減らすことと、脳への刺激を与えることを両立させている【視聴時間を伸ばすための17の施策 Vol.5】
みなさんこんにちは。動画マーケティング総合研究所のいわもとかずやです。
視聴時間を伸ばすための17の施策、第5回は 「テロップ」です。
<この記事で学べること>
1.優秀なテロップの条件
2.視聴者のストレスを軽減すること
3.刺激を与えて視聴者の飽きを防ぐこと
4.優秀なテロップをつくるための3つのポイント
5.テロップは1秒4文字、1行20文字まで
6.太いフォントを使うか背景ベースを使う
7.動きや配色に変化をつける
8.AI自動字幕起こしを活用する
優先度:⭐⭐⭐⭐
優秀なテロップの条件とは?
YouTubeの動画につけられるテロップには2つの目的があります。
【1】視聴者のストレスを軽減すること
テロップがあれば音声が聞けない環境でも視聴できますし、演者の声が小さかったり、滑舌が悪くても、ストレスなく視聴することができます。
また分かりやすいテロップが入っていれば、動画の内容を理解しやすくなり、脳へのストレスを減らすことも出来ます。
【2】刺激を与えて視聴者の飽きを防ぐこと
文字情報という刺激が加わることで、視聴者は演者の声を聞くだけではなくて、文字を読むという行為を自然とすることになります。
またテロップに動きをつけたり、補足情報を追加することで、脳への刺激を増やし、結果的に視聴者の飽きを防ぐことにつながります。
テロップで視聴時間を伸ばすためには、視聴者の不快なストレスを減らし、心地よい刺激を与えることを両立させる事が必要なんです。
今回は優秀なテロップをつくるための3つのポイントについてお伝えします。
1.テロップは1秒4文字、1行20文字まで
映画字幕の視聴者にストレスを与えない文字数は、1秒に4文字以内、一度に表示される字幕は20文字までが基本とされています。
YouTubeの場合は20文字の字幕を一度に表示させるのではなくて、短く分割して表示させた方が画面に動きが出るので視聴者は飽きにくくなります。
人気YouTuberのヒカルさんはテロップの使い方が上手で、長い字幕を一度に表示させるのではなく、3文節くらいに区切って順番に表示させて動きを出しています。
短い文節を次々出すパターンは、読み終わる前にテロップが消えてしまってストレスになることが良くあるのですが、ヒカルさんは前の文節を残しながら次の文節を加えていくスタイルなので、テロップを読む時間を十分に取っているのもスゴいところです。
2.太いフォントを使うかベースを使う
文字はスマホの画面ではかなり小さく表示されますので、太めフォントをみやすい大きさに調整して使うのが基本です。
背景に埋もれない色を使ったり、縁取りしたりして、読みやすさを心がけましょう。
細いフォントを使いたい場合やどうしても背景に埋もれてしまいそうであれば、ベースを敷いて見やすくしてあげるようにしましょう。
ベースについては自作しても良いですし、テロップサイトさんのように無料で配布してくれているサイトもあるので活用しましょう。
3.動きや配色に変化をつける
高度な編集にはなってきますが、文字に動きを付けたり、強調したい部分の文字色を変えたり、縦書きを混ぜて変化をつけたりすることで、視聴者の飽きを防ぐこともできます。
エンタメ系の動画ですとぷりっとチャンネルさんのテロップは動きや配色の変化が秀逸で素晴らしいです。
また女性向けのチャンネルであれば、はるあんさんのテロップはオシャレさと可愛さを残しながら動きのあるテロップを活用されています。
よりテロップを極めたいという方はナカドウガさんのnote記事「見やすいテロップの作り方」がめちゃめちゃ分かりやすいのでおすすめです。
AI自動字幕起こしを活用しよう
テロップはAI自動字幕起こしが登場したことにより、一気にテロップ編集の時間が短縮されるようになりました。
編集に時間がかかるからと避けていた方もこちらの『編集を効率化する』という記事も参考にしていただき、ぜひ検討してみてくださいね。
▼AIを活用する動画編集プログラム Vrew
▼Premiere Proに搭載される最新の機能、「音声のテキスト化」をいち早く試しませんか?
本日のまとめ
視聴時間を伸ばすための17の施策 Vol.5 『テロップ』
1.優秀なテロップの条件
2.視聴者のストレスを軽減すること
3.刺激を与えて視聴者の飽きを防ぐこと
4.優秀なテロップをつくるための3つのポイント
5.テロップは1秒4文字、1行20文字まで
6.太いフォントを使うか背景ベースを使う
7.動きや配色に変化をつける
8.AI自動字幕起こしを活用する
優先度:⭐⭐⭐⭐
第5回は以上となります。
ぜひあなたのチャンネルでもテロップを活用して、視聴者がストレス無く、そして飽きずに動画を視聴してもらえるようにしてくださいね。
「YouTubeの視聴時間を伸ばす17の施策」次回は「YouTubeアナリティクス」についてご案内しますのでお楽しみに。
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