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臨海

徒党を組み 安心してる
過ちを 認めない
最終的には 黙らない
逃げ場はない

中身のない 音波は
まるで 体をなしているようだけど
重い月は 紙のような
軽さで 吹き飛ぶほど
爪が甘い

最後の忠告無視して
いつまでって言うのは
愚かな質問

正義とか 
曖昧な表現を好む
落ち着かない気分で
天に昇ったらどう
想像上の天国に 届かないうちに
地面に 叩きつけられるのは
一体 どんな景色なんだろう

毒の量を まだ 分かっていないみたい
遣り返したつもりなのかしら
もう 黙って

徒党を組み、過ち繰り返す
繰り返す
繰り返す



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