アラフォー海外初心者の南インド渡航記①〜出逢い編〜
いろんな流れに抗わずにいたら、今年はなんと南インドで年を越す運びになった。
・38歳、言語は日本語オンリー
・海外旅行歴は修学旅行と大学の卒業旅行のみ(しかも最後に行ったのハワイ)
・方向音痴ついでに運動音痴
・神経質というかびびり
こんな海外初心者のビビリが、一人で南インドまでたどり着き、無事に年を越せるのかをお送りしたいと思う。
※行きは一人だが、目的地(ケララ州のアシュラム)に着いてしまえば先に滞在している友人もいる、アシュラムは安全でまるで楽園のようなところだと聞いている。
もちろんインドという国のことは知っていたし、インド料理も(カレーとナンとタンドリーチキン)食べたことはあるが、それまでのわたしはインドにこの人生で訪れるなんて思ってなかった。
インドのタミル地方の民族だけが読める「アガスティアの葉」という鑑定を受け、前世は南インド人男性の漁師で、まあまあ苦労した上で真珠商をしていたけど詐欺を働くようになり…なんてストーリーを聞いても、「覚えちゃいないけどそういうこともあるかもなぁ」くらいの感想。
とにかく、インドは遠すぎる。そう思っていた。
しかしインドとわたしの距離は、去年の夏からじわじわ縮まることになる。
地元を初めて離れ、シェアハウスに入居して10日くらい経った夜。
長らく旅をしていたインド好き女子が帰国するらしい。
シェアメイトの女子から「坊主でおもしろい女の子が帰ってくるよ!」と聞かされていた。
その日の深夜。
寝る前にリビングに寄ると、本当に坊主の子がいた。
パン屋で働いているシェアメイトが貰ってきたパンを、嬉しそうに食べている。
女の子で本気で坊主(しかも全く違和感なし)・インド・パン
なんだか衝撃的な光景だったが、確実に彼女のおかげでインドが身近なところに感じるようになった。
誰とでも気さくに話す子だったし、一緒に遊びに行ってからは余計によく話すようになった。
インドといえばヨガ🧘瞑想!
わたしもマントラ瞑想を長らく実践してることもあって、寺も哲学もまあ好物。
フットワークの軽さ、太陽星座水瓶座の自由さや透明感も心地よく、彼女からあふれ出るインド愛を聴いていると「一生で一度くらい行ってみてもいいのかなぁ、インド…」という気持ちになったものだ。
が、インドは遠い。
怖い。
お腹壊す←ここ重要
なのでインドという土地は、わたしにとってやっぱり遠い場所だったのだ…
今年の夏くらいまでは。
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