鏡を見て思うこと。
何となく、落ち込んでいます。
と言うか、今までが異常なくらいに高かった。気分良くご機嫌な毎日…。
ステロイドの副作用なのかもしれないな、と思ってはいましたが。
今はどんよりと落ちている感じなので、これもまたステロイドか…?
ステロイド、副作用が色々とあります。
その中で有名なものの一つがムーンフェイスではないでしょうか?
顔がまん丸くなるんです。
脂肪がつきやすくなるんですよね。で、顔がまるーっとしてくる。
ネフローゼ症候群の症状で身体中が浮腫みました。
脚も手も内臓も。もちろん顔も。
瞼も浮腫んで、目が開かないような状態になっていました。
そこから浮腫が引き、次に現れたのがギョロっとした目が印象的な女。
正直、「自分の顔ってこんなだっけ?」と思いました。
そして今は丸くなっています。
頬の辺りがムクムクと。本当に丸くなっているんです。
ギョロっとした目が気にならないくらいに。
自分の顔と言うものは、見ようと思わなくては見えないものですよね。
鏡の前に立って、そこに映る姿を見て、確認する。
入院生活の中で鏡の前に立つのは、顔を洗う時、歯を磨く時。
スキンケアをする時にも自前の鏡を覗き込みます。
まぁ、意図的に鏡を持ち出さなければそれくらいの頻度。
でも、毎日鏡の前には立つのです。
そして思う。
「私の顔は一体どんなだったっけ?」と。
ムーンフェイスはステロイドの副作用なので、ステロイドの量が減れば自然と治るものらしいです。
しかし、戻った先の顔とは?
これが私の顔、と思えるのでしょうか?
ずっと違和感がついて回るのではないか?なんてよく分からない不安を抱いています。
そもそもどこまでこの顔が丸くなっていくのかも分からないし。
マスクをして生活しているので、そこまで目立つ訳じゃないんですけどね。
それだけが救いかも。
自分の顔が好きだったとか、美人なのよ?と思っていたなんてことは無く。
ただ、鏡を見るたびに湧く違和感が、「自分とは一体ナニモノであるのか?」という不安や不信感を湧き上がらせる様な気がして。
だから余計に落ち込むのかな。
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