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読書/食の安全の落とし穴
感想 一言で
いや、全然疑問が払拭できなかったのだが、、、。
そんな率直な感想を書き綴ります<(_ _)> (約1,400文字)
本の基本情報
タイトル:
食の安全の落とし穴
〜最強の専門家13人が解き明かす真実〜
著者:
小島 正美(こじま まさみ)
山﨑 毅(やまさき たけし)
発売日:
2024年6月1日
公式紹介文:
食のリスクに詳しい著者2名が食品安全の専門家13名に取材し、一般市民が抱く素朴な疑問を解明します。インターネット上にあふれる不確かな情報に惑わされることなく、食のリスクを正しく理解するための知識が得られる一冊。
感想 連ねます
著者と専門家の対談本。
巷にあふれる、食の安全に対する誤情報をばっさばっさと切り込み、読者は食のリテラシーを上げて、うそを見抜く力をつけることができる!
という目的の本のはずですが、
自分が頑固なのでしょうか
わからんちんなのでしょうか
ますます疑念が深まってしまいました。
できたら、食品添加物・遺伝子組換えについての不安や疑問を取り除きたかった。
その為に読んだ。
それでも自分が引っかかる部分については十分な説明がなく、もやもやした想いを一部ここに書き留めようと思います。
添加物は消費者にとってメリットがある
消費者にとってメリットがない添加物は許可されない
⇒確かに、食品を流通させる上で衛生的に必要になる添加物はあると思います。
が、旨味系や甘み、色、香りなどの味覚に関わる添加物って
消費者へのメリットだけでしょうか?
旨味系添加物は味覚破壊により食事量が増え、肥満の原因になること。
人工甘味料は甘く感じるのに血糖値が上がらないことから体内メカニズムが狂う。
このようなデメリットに関しては触れていない。
遺伝子組み換え作物は世界で最も安全な食品だ
遺伝子組み換えによって外部から挿入された遺伝子が作るタンパク質が安全かどうかを専門家が審議している
⇒遺伝子組み換え作物を避けたい人にとって、変性タンパク質だけの問題ではない。残留農薬や殺虫毒素について、人体への影響を懸念している。
ラットの寿命に近い2年間にわたり、遺伝子組み換え大豆を投与しても、発がん性を含めて通常のラットと差がない
⇒投与されたラットの次世代に異常がみられたことに関しては触れていない
枯葉剤を撒いても枯れないため、農薬の削減になっている
⇒枯葉剤に対して耐性をもった雑草がはびこり、とうもろこしの殺虫性に対し耐性をもつ虫が現れ、新たに農薬が必要になっている。
ここについても意見が欲しかった。
おわりに
ここで登場する専門家の方々は、
じゃあ健康になりたい人はどんな食生活を送ればいいのか?
を話さない。
そこで怪しんでしまう。
きっと明言しないのでしょうけど。
自分はいわゆる超加工食品というのは
ビタミン・ミネラルといった栄養素が欠けていることが多い。
そのような食品を多く取り続けることで
身体の不調というのが現れるのではないか、と考えます。
結果、添加物が多くなりがちな超加工食品はほどほどに。
ということになります。
そうなると、添加物を避けましょう。というのも
わかりやすい判断基準になるのではないでしょうか。
と、ここまで書きましたが、
衛生面で誤解されがちな件についてはよく書かれていると思います。
例えば、
カビ毒は熱に強い
ということ。
目で見えるカビだけ取り除いても、カビ全体を除去したことにはならないので、カビの生えた食品は食べない方がよい。
ようです。
自分でも薄々わかってはいたが、
”カビの生えた鏡餅、食パン焼いて食べれば大丈夫👍”
という昭和育ちの感覚は、そっとアルバムの中に収納したほうがよさそうです(^^ゞ
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最後まで読んでいただき
誠にありがとうございました(*^^*)
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