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インスタ映え命な女子大生の消費行動を詳しく書いてみた

現役女子大生が何をインサイトにモノを発見・検索・行動・共有を行うのか、リアルな実際の行動を照らしながらツラツラ書いていくnoteです。

目次
・簡単なプロフィール
・発見・検索:発見は基本インスタグラムな話
・行動:購入の前に消費・共有方法を考えてから購入方法を決めている話
・共有:インスタ映えの話
・タメになるかもしれない話
・おまけ最近のSNS事情の話


簡単なプロフィール

1999年生まれの大学1年生です。(世代は一様98世代になるので、98・99・2000年代の学生のことはなんとなく理解しています。)
東京っ子なので携帯デビューは小学3年生、中・高校時代は割とワチャワチャしたグループにいることが多く女子のトレンドは把握している方だと認識しています。
ご覧の方が私がどのセグメントの人間か読み取れるように高校・大学時代のよく使うアプリ、またはインスタグラムのプロフィールを貼っておきますね。

高校時代(2014~)
LINE・Twitter・Instagram・YOUTUBE
MERY・MixChannel・Snapchat・SNOW・WEAR・メルカリ
大学生時代(2018~)
Instagram・Twitter・LINE・Spotify・YOUTUBE
Netflix・ZEPETO・LIPS・WEAR・SNOW・メルカリ

発見・検索:発見は基本インスタグラムな話

「友達とカフェに行きたい、新しいインテリアがほしい」と思った時には、まずインスタグラムのハッシュタグ機能で知りたいワード検索をし、何万とも投稿されている写真をスクロールしていき、気になる投稿を保存リストに入れていくことで候補を出していきます。または、分野に特化した情報がまとまっているメディアやアプリから検索をかけます。(服はWEAR・コスメはLIPS・トレンドが知りたいならMERYの使い分けをしてます。)
大体のリサーチはインスタまたは分野に特化したアプリで済んでしまうので、上記よりも詳細を知りたい場合以外はグーグル検索や公式サイトはあまり使わないです。

行動:購入前に商品の消費・共有方法を考えてから購入方法を決めている話


ほしい商品が決まったらどこで購入するかですよね。店頭・公式サイト・メルカリ・またアマゾンや楽天などが挙げられます。現在は店頭が6割を占めている感覚なので、年上の方のほうがネットでの購入頻度は高いかもしれないです。

ただ特徴的かなと感じているのは、購入の前に商品の消費・共有、そして最後の手放す方法まで考えてから購入方法を考えていることです。

わかりやすく服を例に出して考えてみますね。
たとえば気になっているのはトレンドのカーディガンを買おうとしると、まず最初にこの商品のメリットとデメリットを出して行きます。

メリット→可愛い・トレンド感・インスタ映えする
デメリット→ワンシーズンで飽きそう

メリットとデメリットから「着用期間は短め・メルカリで転売できるように外出用よりインスタの素材として使う服」という購入後の消費方法を考えます。ここから、他の人に手にとってもらえるような同世代に人気のブランド・カラー・可能であれば品切れ前の商品と、条件から商品を絞りネットと店舗を比較して安い方で購入することを決めます。

今回はわざわざメリット・デメリットを書き出しましたが、普段はスマホでブランドを探しながら頭の中で軽く考えている程度です。
またコスメの場合はネットやメルカリで出回っているので、本命なら店頭で購入体験(試し付けで自分にあった色を選べる、試供品や箱やショッパーが付くなどのメリットがある)の満足度をあげる、試し買いならメルカリで安いものを購入します。

もう一度言うと、商品を検索して選んでいる時に購入後にどの期間にどういう消費の使い方をして、最後にいくらでモノを売るかを考えています。

共有:インスタ映えに執着心な話

さて、欲しかった商品を購入しました!
インスタ映えカルチャーに生息している子はここからが楽しいんですね。
私はインスタ映えというカルチャーがある時代に生まれてよかったなと思います、なぜなら以前は購入を済ませるとそこで購入体験は終わりでした。しかし現在は”SNSの共有”を通して私たちの購入体験は継続することができます。

(このようにしっかりカーディガンはインスタに使わせていただいています)
自分のタイムラインでこの商品をどう載せるか、口コミをすることで友達とのコミュニケーションにつなげる、商品を通して自分の考えを表現する、好きなインフルエンサーの商品を買うことで憧れの人から反応が届くなど、共有することで得られる体験はたくさんあります。
よく言われている言葉だと思いますが、ただモノを消費するだけは終わったということですね。

タメになるかもしれない話

これだけ発見〜共有までがインスタで行われるので、弊社もインスタグラムでシェアされるように頑張ってみよう!と意気込む大人の方も多いかと思われます。ただ、若者の行動やインサイトを見ないで商品開発やマーケティングを進めているとリアルな行動パターンとはズレる、違和感を感じる商品や作ってしまうなと感じています。

(無料の記事であり、私自身がマーケを勉強中のひよこなので、あまりこの手法がいいとは言えませんが...)

インスタ映えするからとりあえずトレンド感のあるパッケージに公式InstagramのQRを載せよう!とかは最近見たダサいな...と思った商品です。笑


おまけ最近のSNS事情の話

ここからは女子大生の独り言感覚で最近のSNSの変化を書いていきます。

・LINEをあまり使わなくなった
Instagramのストーリ・Twiteerの投稿がSNS上での話題になることが増えた、各SNSのDM機能が便利になったこともあり常に幾つかのSNSを通して友人とやりとりをしているのですが、LINEの使用度は3割程度になりました。友人とはほとんどがインスタのDMかも。

・最近のInstagramはストーリーがほとんど
滞在時間はタイムラインよりもストーリーの方が長いかもしれないです。年越しもストーリーやDMで友達とやりとりしました。LINEであけおめメッセをくれた方はもしかしたら全員年上だったかも...

・ZEPETOがアツい
ナウい使い方は...
-外出先の写真に自分の他撮りではなく自分のアバターを載せる
-アイドルなどの推しと写真をとる(インスタで男女のアバターのイチャイチャした写真が多くて驚いたら大部分が推しとの写真でした)
-SNOWで服に合わせて化粧を変えたり自分の好きなブランドを着させる。

例えばRiLiのこれ、この記事見た時はテンション上がり早速試しました。

まとめ

”今はInstagramが強い”です。

”映え”を通して自分の好きを外に伝え、自分の世界観をつくることができるInstagramに写真を載せる体験を繰り返すことにより、商品の購入判断がInstagramでどう使用するかが重要になってきています。そして投稿数の増加からInstagramの投稿に使用しやすい商品の情報が増加し検索もInstagramでおこうようになったと感じています。

最後に
SNSとリアルの境界線がほとんどない世代にとって、SNSは自分のアイデンティティを表し形成する場でありますし、使用方法が学校などのリアルな友人関係に直接に影響を受けます。何を投稿しどういう使い方をするかは大人が考えている以上に慎重で、様々な使用方法があると感じています。なので、今回はInstagramの映えに焦点を抑えましたが、映えが購入判断の全てではないことは頭に入れていただきたいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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