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音楽に乗せた言葉

#YOASOBI武道館ライブ公式レポーター認定試験募集への参加記事


noteをはじめて1か月が過ぎた。

いつか何かのテーマに関連させてYOASOBIのことを書いてみたいと思いを巡らせていた矢先、YOASOBIの公式noteがあることを知り、募集記事があったので書いてみたい、伝えたいと思いました。

募集趣旨は武道館コンサートの公式ライブレポーター採用ですが、採用目的ではなく、純粋に思いを伝える機会とさせてもらいたく、楽しんで参加したいと思います。

試験の前置きとして

【YOASOBIとの出会い】

ある日、わたしはいつも行くスーパーで買い物をしていました。

そこのスーパーは、いつも店内に流行りの曲、どちらかといえば最新の曲がいち早く流れているので、音楽が好きな私は、曲を聴きながら買い物ができることが楽しみであり、日々代わり映えしない買い物に、音楽が彩りをあたえてくれて、心地よい空間にしてくれていました。

そんなある日、店内で流れるある曲に聞き入りました。

曲名まではお店で分からないので、家に帰りその曲を探し当てました。

夜に駆けるという曲だと分かりました。

調べたところ、まだ配信されて間もない時でした。

曲名を知ったわたしは、その曲をずっと聞き続けました。

家の中で繰り返し聞いていると、子供も口ずさむようになり、小学生の息子はすぐ歌詞を覚えて完コピしていました。

その後に配信された曲も、同じように何度も何度も繰り返し聞きました。

【わたしにとっての音楽】

私のこれまでの人生は、音楽が欠かせず、常にたくさんの音楽を聴いてきました。

洋楽もクラシックも、なんでも好んで聴きますが、その中でもJ-POPが好きでした。

小学生の頃、久保田利伸さんのMissingという曲の素敵なメロディーと、その歌詞に浸り、幼少期から多くのJ-POPに魅了されました。

その後、サザンはもちろん、ミスチル、ケミストリー、スピッツ、MISIAなど、たくさんの音楽と共に過ごしました。

どんな時代にも寄り添ってくれた音楽がありました。

仕事帰りに車の中で、つらくて涙を流しながら聞いた曲。

恋愛ソングに浸っていた頃。

長い入院をした時も勇気づけて、元気をくれたのは音楽でした。

わたしにとっての集大成は、結婚式で流す曲を自分ですべて選曲したことでした。

どの曲も、その時を色褪せず思い出させてくれて、歌詞も忘れることなく記憶されています。

そして現在。

昨年、自分の中で苦しい時期がありました。

そんなとき、楽曲の多くが小説をもとに作られた歌詞と軽快なYOASOBIの曲を聴くことで、時には静かなメロディーに慰められ、穏やかな気持ちになり、MusicVideoを見ているときは、ひとときでもその苦しい気持ちを忘れることができました。

人それぞれ、好きなものや趣味、人生に活力や彩りを与えてくれるものはあると思いますが、私にとってそれは、何よりも音楽でした。

YOASOBIのような現代風の曲がとても心地よく、こういう新しい曲調が好きな自分でいることが、年を重ねても、感性だけは昔と変わらないのかなと思えて、うれしい気持ちになりました。

でも、たくさん素晴らしい歌がある中で、YOASOBIの曲はどうしてこんなに飽きることなく、胸に響き、聴き続けるのだろうと考えていた時、aikoさんと初対談しているのをYouTubeで見ました。

aikoさんは、まさに私と世代が同じですが、YOASOBIとはジャンルも世代も違うのに、どうしてこの組み合わせなのだろうと思っていると、Ayaseさんがaikoさんの曲に影響を受けたこと、これまで聞いてきたJ-POPがYOASOBIの曲づくりの原点だと話しているのを知って、腑に落ちました。

まさに私が聞いてきた時代の音楽を、Ayaseさんも、ずっと親しんでこられ、J-POPという音楽をもとに創作されているから、現代風な曲でも、どこか懐かしさを感じるのだなと思いました。

【認定試験解答】


問1.
①[ B   ]
②[ C ]
③[ A ]
④[ B ]

問2.
①[ おはようございます]
②[ D ]
③いつもなら休みで見に行けた娘の進級テストも、仕事になった今日、見に行けるかわからないので、自分自身も期待せず、娘にもがっかりさせない為。
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問3.
-選んだ楽曲タイトル

[ 大正浪漫]

-その曲とあなたの出会いやその曲に対する思い入れ

YOASOBIを知ったきっかけは夜に駆けるですが、その後もたくさんの素晴らしい曲があり、その1つ1つの曲への思い入れがあります。

しかし、選ばないといけないとするなら・・・

私がnoteを始めて、自分の過去やこれまでを見つめ直している過程である今。
会ったことのない父方の祖父母のことを考えるようになりました。

2年前、祖父の50回忌があり、飾られた遺影を見ながら不思議な気持ちになりました。

今を生きれなかった祖父母がいる。

父が結婚前に他界し、その後、息子のお嫁さんである私の母にも、孫である私にも、ひ孫である私の子どもにも会うことが叶わなかった。

「生きていたかっただろうな…」

写真だけで知る祖父の顔を見ながら、しばらく想いを馳せていたとき、

「生きれなかったぶんを、わたしや父や私の子どもたちが今を代わりに生きているんだ」

ふと思い、わたしは今自分が生きている意味が、人が亡くなり、残された者への答えのようなものが胸にストンと落ちました。

その後に出合ったのが、大正浪漫でした。

遥か彼方100年先を
君が見てみたいと願った未来を今
僕はまだ歩いているよ
苦しい想いを胸に抱いたまま
そんな僕に届いた手紙

このフレーズを耳にした時、会うことが叶わなかった祖父母に思い描いていた気持ちとリンクして涙が溢れました。

恋文の歌詞ではあるけれど、祖父母とわたしに置かれた境遇にも当てはまる歌詞でした。

僕の時代には今
こんなものがあって
こんな暮らしをしているよ

決して出会うことの出来ない僕ら
それぞれの世界から
綴る言葉
募る想い
姿さえも
知らないまま

私が祖父母に宛てた手紙のような歌詞で、気持ちを代弁してくれた曲なので大正浪漫を選びました。

noteを始めたことで、書いていくことで、音楽に対して気づいたことがありました。

J-POPを好きなのは、歌詞という言葉を探していたからだということです。

本を読むように、

寄り添ってくれる言葉を探すように音楽を聴いていたということに気づきました。

そして、その言葉に素敵なメロディーがつくことで、それは忘れられない言葉になるのだということを。

音楽に乗せられた言葉は、こんなにも記憶に残るものだと、時を経て感じています。

最後に。

公式Twitterで、曲のすばらしさをコメントしたことがありますが、noteでこのように思いを伝える機会を作ってもらえたことは、私の願いがまたひとつ叶えられました。

Ayaseさんが作る曲と、ずっと聴いていられるikuraさんの澄んだ歌声で奏でられるYOASOBI。

本当に出会えてよかったと思っています。

いつか直接聴ける日がくることを夢見ています。

いつも色々な形で楽しませてくれるYOASOBI。

これからも、どんな曲が聴けるか楽しみです。


★せっかくの募集ではありますが採用目的ではない為、Twitter等の連絡先公開は控えさせていただきたいと思います。





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