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リールのちょっぴりカスタム(ストラディックSW)
YouTubeでついつい再生しちゃって「おれの10分を返せ…」、と思っちゃうタイトル詐欺的なモノだと思われるとアレなので予め言っておきますが、備忘録的な簡単部品交換のハナシです。
ま、内容的には当たり前っちゃあ当たり前、ド定番ではあるんですが、意外と知らないかもしれないのでちょいと紹介します。
シマノ、ダイワ(グローブライド)の釣り2大メーカーのリールを買うと分解図のついた「パーツリスト」がついてきます。(ちなみにオレは何十年もシマノ派)
(たぶん他メーカーもそうでしょーけど、ここ何十年も買ってないのでわからん)
これはメーカー保証期間中はその部品をお店で注文して取り寄せられるもので、壊しちゃったり無くしちゃったなんて時に重宝します。
あと替スプールなんてのも便利だよね。
実はこれには別な使い方があって、同一番手のタイプ違いモデルがある場合に、パーツリストの品番をじっくり読んで必要とするパーツだけを注文、自分で組み替えてカスタムする(パワーギア⇔ハイギア)楽しみ方が1つ。
もう1つはメーカーカタログでボディの形状や自重、スプール径からベースモデルを見分け、パーツを組み替えて自分好みにカスタムする方法。
実物を比べるのが1番いいんだけど、まぁなかなかそれは難しいので、これもパーツリストを読み込むと見えてきます。
パーツリストでの確認はしてないけれど、予想ではシマノのスコーピオン300MDがベースのグラップラー300、アルデバランベースのスティーレなんかがそれにあたりそう。(これはあくまでオレの予想。違くってもしりません)
(いずれもメーカー保証は消えてなくなりますので、自己責任万歳)
で、前置きが長くなったけど(いつものこと)、今回はシマノ・20ストラディックSW8000(10000)のハンドル。
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コイツについてるハンドルがちょいと短い(と感じる)。8000番と10000番は同じハンドル(75mm)なんですが、同シリーズに22ストラディックSW14000番ていう長男がいます。
で、メーカーサイトのパーツリストで調べると、このモデルのハンドルは(80mm)となり、8000番に取り付けが可能のようで、たった5mmですがロングハンドル化が出来る事になります。
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写真が分かりにくいけど5mmほど長い
(上位モデルのステラやツインパワーは、更にその上の大きいモデルがあるので85mmハンドルが存在してて、1cmのロングハンドル化が可能)
なんだよ、たった5mmかよ、違いある?
と、思うかもしれませんが、これがだいぶ違う。
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左が8000HG純正75mm
右が14000XG用80mm
写真下手なのでノブの位置を見てね。
と、思いたい。
少しだけお金使ってるし、ちょっと工夫してるのでそう思いたい。
そう言わせてくれ。
実のところ、ジギングのワンピッチジャークをする時には少しでも長いほうがやりやすいのです。
ホントは1cmくらい長くなるのが理想なんですが、オレの持ってるストラディックではこれが限界。
次は24ストラディック6000HGのハンドル。 これがまた短い(とオレは感じる)。
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24ストラディック6000HG
22ストラディック14000XG
20ストラディック8000HG
こう見ると太さも長さもだいぶ違うよね。
で、この20ストラディック8000番に付いていたハンドルとこの間買った24ストラディック6000HGのハンドルの取り付け位置の形状を比較。
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下が20ストラディック8000HG
ハンドル軸ツバというパーツ形状と軸の長さが違いますね。
付けてみると、付きます、回せわす、使えます。
(壊れた場合は自己責任。パーツリストから壊れたパーツを注文して直しましょう)
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比較するとかなりゴツくなる印象。
かなりイイね!
6000番のハンドルはかなり短いので、ジギングやキャスティングにはこの変更は大いにあり。
だけど、取り付け部分が若干違うので、スキマが数ミリあいてしまうので20→24モデルの流用は細かいところが気になる方は使えません。
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オレは気にしないタイプですけどね。
で、今度は余った6000番のハンドルノブをライトジギングで使っているストラディック4000番に移植しちゃおうか、と企んでるわけです。
と、こんな感じでの純正パーツを使ったカスタムは、金額もさほど行かず(今回はハンドルノブを除いた金額は4,000円程度)、耐久性もメーカーパーツなので言わずもがな。
(今は分からないけど、昔はカスタムメーカーによっては値段だけ高くてモノが全然ダメだったりなんてことがあったのであんまり信用してないです、オレ)
パーツ組み込みはセルフだし、メーカー保証上等となりますが、こんな楽しみ方も釣りのひとつの楽しみ方ですよー。