日本初上陸、「黄えんどう豆ミルク」
個人的にコーヒーが好きでほぼ毎日飲んでいる。
学生時代にはカフェで働きバリスタをしていたこともあって、今でも美味しいラテには目がない。
日本の田舎に住んでいると美味しいラテが飲める場所はあまり多くないので、家で自分で煎れるドリップコーヒーを飲むことが圧倒的に多くなった。
と、ラテ好きなのだが、実はちょっとした問題も抱えていたりする。
それは、ラテは好きなのだが牛乳が嫌いということ。
実際は、嫌いというよりカラダが牛乳を拒絶していると言う方が正しい。(とは言いつつも、正直、牛乳特有の匂い自体もあまり好きではないのだが)
嘘か誠かは分からないが、日本人の多くの人(一説では人口の約2/3)が牛乳に含まれる乳糖を上手く分解できない、いわゆる「乳糖不耐症」だという研究結果があるらしい。
要するに、遠い昔から乳製品を良く食してきた欧米人と比べて、日本人は牛乳を口にするようになったのが最近のことなので、それゆえ日本人の腸内環境は牛乳を上手く消化できないということらしい。
研究の信憑性や具体的な数字は一旦おいておくとして、僕自身がおそらくその乳糖不耐症なのだと思う。
牛乳をそのまま飲むと気分が悪くなるし、すぐお腹が緩くなる。
そういう人が日本人の中には多くいるはずなのだ。
ただ、量の問題なのか、ラテに入った程度の牛乳を飲む分にはそれほど問題は無い。だからラテは前から飲んでいるワケだが、好きなものをどうせ飲むならカラダに負担が少ないものを飲みたいと思うようになった。(歳をとったせいだろうか…)
最近では、牛乳以外で作られているミルクを日本でも多く見かけるようになった。牛乳の代替品として定番になりつつある豆乳をはじめ、アーモンドやオーツなど種類も増えてきた。これらを使ったラテを飲めるカフェも探せばないこともない。都会に多いことは難点だが…仕方がない。
とにかく牛乳が苦手な人にはとってもありがたいことだ。
しかーし!
そうなってもまだちょっとした問題がある。
それは、、、
植物性ミルクで作るラテはあまり美味しくないということ。
(というか個人的にあまり好きではないということ)
ソイラテなどは、使うミルクが違うだけで他は何も変わらないし、名前も「ラテ」と付くのでラテであることは間違いないのだが、正直牛乳で作るラテとは同じモノとは言い難い。
やはり牛乳特有の濃厚さ(脂肪分?)があってはじめてラテがラテとして完成するような気がする。
ソイラテやアーモンドラテを否定するつもりは一切ないが、完全に別の飲み物として捉える方が個人的にはしっくりくる。
なので、好んで植物性ミルクを選んでラテを飲みたいとは思わず、カフェに行ってメニューにあったとしても、カラダにはあまり良くないとは分かっていても普通のラテを頼んでしまうことも少なくない。
良さげなモノを見つけたから勝手に紹介する。
ということで、今回そのアルタナティブ・ミルクでも、これまでになかったミルクをネットで見つけたので勝手に紹介することにした。
その名も
「Sproud(スプラウド)」
スウェーデン発の黄エンドウ豆から作られた植物性ミルクらしい。
たしかにエンドウ豆を使ったミルクは過去に聞いたことがない。
現在、日本上陸の先駆けとしてクラウドファンディングのMakuakeにてプロジェクトがはじまっている。
興味がある人はポチってみては?
支援しただけなので、商品自体を飲んだことがあるわけでもないので、まだ具体的な商品の詳細については書けないが、ラテ用に開発したというのが個人的には目を引いた。
牛乳のようなクリーミー感のあるミルクであってほしい。
そんな現状の植物性ミルク事情を好転させてくれる商品だと思って、期待を持ってこの商品が届くのを待つとする。
ちなみに…
日本人の多くが乳糖不耐症というデータが仮に信憑性の高いものだったとして、今でも学校給食には毎食牛乳が出てくるのはどうしてなのか?と個人的には思う。
学校に通っていた当時から今になっても全く理解ができない。
実際、僕は学校給食に出る牛乳を飲んだ記憶はほとんどない。
百歩譲って主食がパンの時ならまだ分かるが、なぜご飯や麺類でもお構いなしに出てくるのだろうか。
その不可解さは、もはや、いち給食の献立を通り越して、戦後の日本政府がGHQに媚びを売り続けて経済大国に成り上がってやったという執念の決意表明にすら思えてくる。
また、親の世代の給食の中身を聞くと、鯨の肉がよく出てきたらしいが、少なくとも僕の地域の献立には一度も出たことはなかったので、鯨の肉は時代の移り変わりとともに出されなくなったことになる。
なぜ牛乳もそうなってはくれなかったのだろうか…
SDG’sがやたらとメディアに出てくるようになったが、果たして日本の学校給食から牛乳がなくなる日は来るのだろうか?
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