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Laboremus さぁ働こう!

今日も仕事を終えて帰ってきた。
息子の宿題をみながら、
保育園組の空腹コールを適当に遇らいつつ、
荷物の片付けと部屋の掃除、夕飯を作り、
お風呂の準備を同時並行で一気に行う。
とても忙しい時間。

これに夜勤前のイライラ夫が加わると最悪。
今日もなかなか宿題に身が入らず、
だらだらしている息子を怒鳴っている。
以前の私なら息子が可哀想で必死で守りに入る。
そうすると夫が自分を否定されているように感じてもっと怒る。

今日はなんだかちょっと違った。
息子を怒る夫をみていたら
私の心臓がどんどん締め上がってくることに気づく。
小さい頃の私もまた、母によく怒鳴られていたことを思い出す。
あぁ、私はこの気持ちの辛さを知っていたから
息子を守っていたのか。

私の中ののんびり屋のノビちゃん、
ありがとう、愛しています
許してください、ごめんなさい
と唱える。どんどん、どんどん心臓が痛くなる。

とっさに目に入ったエッセンスを手に取り、
口にする。
息子にも直感で3種類、口に垂らす。

3つ目を口にした瞬間、息子が突然こう言った。

〝Laboremus(ラボレームス)さぁ働こう!〟

昆虫博士ファーブル🎓の名言らしい。

そんな息子を抱きしめたら宿題に取り掛かった。
気づくと私の心も癒えていた。
お風呂から上がった夫の怒りは沈んでいた。

この気持ちに気づかせてくれてありがとう。
私のこころはもう平和なの。

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