みんなには見えてない

幼い頃から

気が付いた時には

この世のものじゃない

“それ”は見えていて

私には当たり前だった。


他者には見えていない

ということを薄々理解していた。


母も見える人だ。

何度も私を救ってくれた。

母が見ているものと

私が見ているものが違うことは

この頃何となく理解していた。


これは俗にいう“チャンネル”だ。

私は同調といっている。

その時見えるか見えないか

どんなものが見えているのか

それは“それ”と同調してるから

“それ”のレベルと同調してるからだ。


悪いもの暗いもの気持ち悪いもの

そんなものばかり見えていて怖かった。


同調ともう一つのパターンは

こちらのレベルが低いから

“それ”のパワーバランスが強い場合

ずっと“それ”に影響される。


これは、俗にいう“生き霊”も同じ

とある日、私は意を決して母に尋ねた。

『お母さん、あれ見えるの?』

「大丈夫、怖くないよ。何にもしないから」


共有できる人が母でよかった。

味方であることが心から嬉しかった。

それと同時に疑問もうまれた。

確かめることはできない。


何が見えていて

何が見えていないのかなんて

説明されたってわからない。

お互いに・・・ね・・・


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