日本一の大天狗の実態とは?異端の天皇だった後白河法皇 その9
土佐坊昌俊は平家物語によれば、頼朝より命を受けて義経討伐を行うために鎌倉を出発し、上洛したという。
実際、彼は義経を襲撃し義経を殺そうとしたが、頼朝からの刺客というのはあくまで義経側の主張にしかない。
これに関して、呉座勇一先生は頼朝が誰かを粛清する時には、必ず鎌倉にて実行させている点を指摘している。
例えば、現在鎌倉殿の13人にて、佐藤浩市氏が演じている上総広常は、鎌倉の頼朝邸にて双六をしている時に、梶原景時に粛清された。
また、甲斐源氏の有力一門であった