【読書記録】仕事に効く教養としての「世界史」
▼読了図書
『仕事に効く教養としての「世界史」』 出口治明 祥伝社
▼内容紹介
文系まっしぐらで今まで生きてきた私ですが、主に「カタカナが覚えられない」という理由で、高校でも大学でも日本史専攻でした。
でも最近、同じ時代に世界では何がどんな原理で起きてたんだ??みたいな歴史の見方をするのが凄く面白いことに気づき、そんなニーズに応えてくれたのがこの本です。
まあ、歴史の話なので、"諸説あり"が前提だとは思うのですが、今のニュースの見え方なんかも変わってきて興味深いです!
本の目的も、世界でビジネスしていくなら、各国の歴史はざっくり知っておいた方が良い、という主旨になっています。
社会人になりたての時、「宗教と政治と野球の話は割けろ」と教わったので、アレなんですが、個人的には各宗教と国家の絡み・成り立ちの解説が、点と点が線で繋がる感じがして面白かったなあ。
▼グッときたフレーズ&解説
・自分の生まれる前のことについて無知でいることは、ずっと子供のままでいること by キケロ(古代ローマの政治家、思想家、雄弁家)
・女性天皇である持統天皇の本名は「さらら(讃良)」だった。かわええ。
・多神教や一神教の生まれた背景と、政治に活用されたり乱用されたりした時々の特徴(今ならアニミズムからゾロアスター教、ユダヤキリストイスラム教、シーア派・スンナ派までざっと話せる!)
・生きるために他の生態系と交わる、場合によっては新しい生態系に入っていく。
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