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大人になるということ
社会人、23歳のOLにも夏休みが到来。子供の頃、心待ちにしていた夏休み。大人になっても変わらず、夏休みが大好き。
仕事から少し離れて、時間に余裕もでき、「歳を重ねること」「大人になること」この二つを考えるようになりました。
以下、思ったことを綴らせてください。
中学生の頃、よく聴いていたコブクロの「桜」で、今でも大切に思う歌詞があります。
「人はみな心の岸辺に手放したくない花がある。それはたくましい花じゃなく、儚く揺れる一輪花。」
この歌詞に出てくる「手放したくない花」は歳を重ねるごとに移ろっていく。
時代も変わり、周りの環境も変わり、心から「大切にしたい」と想うものも変わるのだなと。
数年前は、当時付き合っていた、彼氏だったかもしれない。一昔前は、熱い情熱を抱いて、“叶えたい”と強く想った夢かもしれない。
自分の心に手放したくないものが変わっていく中で、忘れたくないこと。それは、その手放したくないものを薄っぺらくしたくない。ちゃんと情熱を注げる何かがいい。
多忙になりすぎて、わけのわからないまま仕事するのは嫌だし、愛情のない、誰かと一緒にいることも嫌だ。
大人になって、可能性は狭まっていく中でも、その手放したくない何かは、自分が心から選択するものがいい。
こんな強いことを願いながらも、この歌詞に出てくる「けしてたくましい花じゃなく」の部分に、安心感を抱いてしまいます。
私が心から大切に想うものは、たくましいものでなくてもいいんだ。
心から手放したくないほど、大切なもの。
それは誰かにとって、まだ未練のある元カレを思っていたり、誰にも言えない夢だったり、感情だったり、、
それは人それぞれ。誰かに「現実を見なさい」「そんな恋忘れなさい」と批判されても気にしなくていい。
ただ、忘れないでいたいことは、歳を重ねるにつれて、誰かに染められた、流されて築いてしまったものを、心の核心に留めることだけはやめたい。
自分がしっかり選択したものを、自分の心の核心に置いておこう。
子供の頃、無意識にインスピレーションに導かれ抱いた夢や希望。大人になっても自身のインスピレーションに身を任せて生きていこう。
そんなことを考えた夏休みです。また、気持ちを切り替えて夏休み後も頑張っていけたらと思います。