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のびのびばplus 10回目

9月は、「自己認識」としての動きをまずシェア。
膝、尻、体幹、など、認識しにくいとされている辺りを、意識してみる。
もう1つは、お手玉やフープを使ってのワーク。

先月に引き続き、モノがあることで、楽しくなったり、意識しにくい身体の部位が、自然と意識できるようになることは、子どもたちとワークをする際は、大いに活用できそうなところだ。

療育のまなざしを、ムーブメントと共に体験していくと、動くことで、自然と積み上がっていく「なにか」の大切さを想う。一方で、ムーブメントそのものは、やっている時は楽しさだったり体力を使うことのしんどさだったりと、わりとシンプルな状態で、終わると、全部忘れてしまうくらいのスッキリさだ。つまり、「快」、これが実は重要なのでは、という話も出た。

今回、ワークの振り返りで「即興」と「無目的性」という言葉も、あがった。

「のびのびばplus」では、動きながら喋るという体験を、時々入れているが、そこでの身体は、最初は、訳がわからなくなり、混乱する。ただ、繰り返していると、少しずつ、体の方が、何とかしようと自然と動き出していることがある。少しずつではあるが…
身体には、感覚からの刺激を察知し行動を起こさせる力が内在しているが、この野性のカン、といった辺りにもつながっていくところは、療育という文脈で、どんな風に在るのだろう…
参加者の一人は、「感覚的な価値」という言葉を出してくださった。
からだという場所を整えることに、引き続き、療育ムーブメントを凝視してみたい。
次回は、10/26(12時から、豊中市内にて)。

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