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療育にまつわる「からだ」へのまなざしvol.57
今回も、「ニューロマイノリティ」(横道誠、青山誠編著)の8章を皆で読んでいる。発達特性を発達障害にしてしまうのが、支援者の関わり次第ということになれば、これはかなりの問題提起であろう、というあたりが中心の話題に…。
この本には副題があり、「発達障害の子どもたちを内側から理解する」とある。
「内側」から理解する、とは、どういうことだろう。
今回、「たすかりあう」、「存在をどうみるか、まなざすのか」…など、
当事者、支援者という関係性に揺さぶりをかける言語が、いくつか参加者から出た中、綺麗事ではすまされない現場の話をより基軸に、次回も続きを読んでいこうと思う。
そして、「内側」というときに、各々の「からだ」は、どんな形相なのか、忘れずに見つめていきたいと思う。