なぜ『ドクターストーン』が流行るのか?! なぜ化学者が「セレンディピティ」を感じられるのか?! スピリチュアル・カウンセラーの視点で読み解きます!②最終章
『ドクターストーン』
~愛だけが「サスティナブルな世界」をつくる!~
【人類発展に人生100年は短すぎる?!】
今まで数多くの科学が人類の発展に貢献し、人類は目覚ましい進歩をとげてきたと思います。
しかし、それにはたった一世代で成し遂げられたものでは決してなく、積み重ね、積み重ね、やっと答えにたどり着けたようなものばかりです。
それも研究者一人ひとりが、気の遠くなるような実験を重ね、それでも答えが出なかったこともたくさんあったと思います。
今まさに新型コロナウィルスとの闘いを余儀なくされ、その答えを数百年前の事象(ペスト、天然痘、スペイン風邪など)でも紐解こうと、昼夜問わず科学者の方たちが研究されていると思います。
過去の研究者の方たちの功績があるからこそ、これからのワクチン開発も一から研究しなくても、分かることがたくさんあると思います。
こうして過去の人たちからバトンを受け継ぎ、人類は発展、繁栄を遂げてきたのです。
当時、ペストや天然痘、スペイン風などの研究に携わっていた人たちは、まさかこの2020年の未来でその研究が役に立とうとは、また人類が振り返ることになろうとは思っていなかったと思います。
それは、私たちもそうだったと思うのです。
そんな昔の事と同じような、手洗い、マスク、接触をさける…ということがこの現代において役に立つなんて思ってもいなかったことです。
そして、これだけテクノロジーが発達しても、今は原始的な方法でしか防ぐことができなく、まだまだ知らないことが多く存在し、「何も知らないことを知らなかった」人類の無知さとおごりがあったのかもしれません…。
その理解がどこかで分断されていたのでしょうか。
現代人は目先の活動に忙しすぎ、過去や歴史を振り返る時間すら惜しいと、スマホばかり見ているのかもしれません。
しかし、こうした事象に見舞われるからこそ、昔の人たちの痛みや苦しみを、身を持って知ることになっています。
だからこそ、そこを乗り越えてきた昔の人たちへの敬意を感じずにはいられません。
こうして、人類が同じ地球号という船に乗って、例え自分の命が尽きようとも、未来に生きる同じ乗組員のために今できることをし、地球が沈没してしまわないように、みんなで地球の命をつないでいきたいと思うのです。
それは、先人の方たちが必死で「未来の私たちのために」してくれていたように、私たちもまた未来に生きる人たちのために何ができるのだろうか?と「持続可能な」「サスティナブルに目覚めた」社会をつくる、その時期にきていると思います。
受け取るからこそ、受け継げるものがあると思います。
この受け取り、受け継ぎ…の連鎖がサスティナブルということなのではないでしょうか。
さて「サスティナブル」の言葉の意味は【持続可能であるさま。特に、地球環境を保全しつつ持続が可能な産業や開発などについていう~goo辞書より~】です。
では、「サスティナブルな世界」を作るのに必要なものとは一体何でしょうか?
何を受け取り、何を受け継げばいいのでしょうか?
【愛だけがサステイナブルな世界をつくる!】
それが描写されているのが、このお話しの中で人類が石化した事実を知った千空の父「石神百夜(いしがみ びゃくや)」が後に、千空たちが生きていくときに役立つであろうと残した「おとぎ話仕立ての教訓」や「白金」、そして千空に向けたメッセージをレコードの原理でガラス瓶の底に音声を刻み、残したことなのだと思います。
では、これのどこが「サスティナブル」と繋がっていくのでしょうか?
まず、誰かのことを思って、今目の前にある事に真剣に取り組むとき、そこにはエネルギーが流れ始めます。
脳は、思考する事で微弱な電流が流れると言われています。
強い思いで思えば、その電流の力も強くなり、そこには「磁力」を持った磁場ができます。
ですので、物事に一生懸命取り組めば取り組むほど、磁力は強くなり、いろいろな物事を引き寄せていきます。
それは、まるで磁石に鉄が吸い寄せられていくようにです。
これがいわゆる「人を巻き込む力」のエネルギー的な原理です。
科学ですね~。
では、人間の思考で発生した磁力、このエネルギーのことを何というのかといえば、それが……。
「愛」のエネルギーなのです。
誰かの事を思い一生懸命に取り組むと、そこには愛のエネルギーが流れ始めます。
でもここで一つ問題が生じます。
私たちは誰かのことを思い、一生懸命生きる時、その想いは「本当に」その人を思っているのか?ということです。
もしかしたら、「あなたのためを思って」という「おためごかし」で、一方的な思いをただぶつけていることも少なくないですよね。
では、誰かのためを思うその「想い」とは一体どんな想いなのでしょうか?
【愛の正体、それはこの世を動かすエネルギーの正体】
それが、その人を「信じている」という「想い」なのです。
つまり、心から信じているという気持ちで人を想い、今目の前にある事に真剣に取り組む時、純粋な愛のエネルギーが生まれるのです。
さてしかし…。
人を信じようとした時、自分の眼が信じられないと、人を心から信じることはできないですよね。
「こんな自分が見て信じられるって言ったって、それ本当かよ!」って、思うかもしれません。
つまり、人を信じるにはまず自分を信頼しているところからしか、「他人を」信じることはできないのです。
まず自分を信じ、その眼で見極めた人を信じ、そして人のために一生懸命生きた時、とてつもない純度の高い「愛のエネルギー」が生まれるのです。
そして、信じていればいるほど想いは高まり、エネルギーは強くなり、今を一生懸命生きれば生きるほど、エネルギーはさらに増えてゆくのです。
この「愛のエネルギー」こそが、実は「スピリチュアリティ」そのものの正体なのです。
ここでは千空のお父さん「百夜」が、血のつながりはないけれど千空の個性をきちんととらえ、そして彼を信じ、未来に託すべく目の前の事に一生懸命時間を費やしました。
(「おとぎ話仕立ての教訓」残したり「白金」集めたり、ガラス瓶の底に音声残したりですね)
まず、血がつながっていない子を信じる力って、普通の親子の信頼よりも強いものになったかもしれません。
普通、ハードル高いですよね。
また、来るかどうかも分からない未来を信じる力って、それも幾千年の時を超えた未来を「絶対来る!」と信じる力って、これも強いですよね。
そして、その愛をちゃんと受け取って育った千空は、愛のかたまりのようなエネルギーを持っていたのかもしれません。
その愛が共鳴し合った時、狂いない宇宙のシステムからすれば、二人の共鳴に反応し、磁力を持ったエネルギーは自然と引かれ合い、めぐり合うべくして出合うようになっているのです。
それが、出合いたいもの、必要なものがめぐり合うこの世のシステムです。
これは、科学なのです。
そして、愛は科学なのです。
ですので「セレンディピティ」とは、愛のエネルギーを持つ科学者が出合う非科学的な、しかし「超」科学的な現象となるのです。
科学であろうが、スピリチュアルであろうが、自分を信じ、人を信じ、今を一生懸命誰かのために生きれば、奇跡を引き寄せます。
そのエネルギーに見合った物事が、そこに存在できるのです。
【科学者とセレンディピティとサスティナブルな世界と】
そうそう!
「サスティナブル」と言えば、SDGs(エスディージーズ)ですね。
これが当たり前の世界になる日が来ることを、心から祈っています。
ちなみにSDGsに関しては、こちらをどうぞ!
(持続可能な開発目標SDGsエス・ディー・ジーズとは?➡外務省)
さて、本当の科学者とは、科学(化学)というツールを通じて、未来の人類のために自分を信じて貫いて、今ここにあることを一生懸命やっている、その人たちのことだと思います。
だからこそ、セレンディピティという奇跡を引き寄せ、また未来の人類のためになることを解明し、さらに軽やかで高度な未来の世界を作り続けてくれているのだと思います。
そして、「サスティナブルな世界」とは、純度の高い「愛のエネルギー」を作り続けることなくしてはできない未来の姿であり、これからよりもっと「自分を信じ、自分を愛し、だからより人を信じられ、人を愛せる」ことが、急務なのだと思います。
この「愛のエネルギーの重要性」を、科学を通じて知れる『ドクターストーン』は、今後も語り継がれるまさに「サスティナブルな作品」なのではないかと思います。
そして、最後に……
さて、スピリチュアル・カウンセラーの視点で読み解く!『ドクターストーン』編、いかがでしたでしょうか?
こうしたハートを熱くしてくれるアニメや漫画は本当にいいですよね~。
私たちだって、純度の高い愛のエネルギーを作り続け、本当のスピリチュアリティでサスティナブルな世界をクリエイトできるはずです!
う~ん!考えただけで「そそるゼ~!」
さて、さて♪勇・気・と・愛・が~、世・界・を・救うぅ~♪
と『ロマンスの神様』を歌いながら今日はお別れしていきたいと思います。
(ドンピシャ世代です!YouTube拝見してます~!)
それでは次回まで、オーヴォア♪
とてもはげみになりますので、♡を押していただけたら嬉しいです♪
次回の
スピリチュアル・カウンセラーの視点で読み解きます!は…
今、この時にギリギリのラインで読み解きます!
(気持ちが乗らない方は、今度見ていただければ!)
止(や)まない人類削減計画?!
トム=ハンクス主演映画『インフェルノ』のメッセージとは一体何か?
~この世は地獄か天国か?!インフェルノの先にある天国の扉へいざ!~
です。お楽しみに~♪