かいぞくポケット はねのあるキリン(小学校低学年男子に読み聞かせた本を紹介)No.202
かいぞくポケット はねのあるキリン
寺村輝夫(著) あかね書房
かいぞくポケットシリーズ11作目。
ポケット達が海を航海中、羽のあるキリンが現れてポケットを連れて行ってしまいます。
そして海を砂(塩)に変えてどこかへ行ってしまい、ジャン・ケン・ポン・猫のアイコがポケットを探しに行きますが…という冒険のお話です。
ポケットが連れ去られる事はこのシリーズでは珍しく、ポケット以外の視点で描かれているのは面白いなと思います。
そしてアイコが魔法を使えなくなったり、身体が塩でベッタベタになってしまったり、踏んだり蹴ったりですが、その踏んだり蹴ったりの中にも意味があります。
この状況は一体どういう事なのか?と想像(推理)しながら読み進めると面白いと思います。
ボスのために仲間が助けに行く。
今回のストーリーはボスへの忠誠心も裏テーマになっているなと感じました。
子供の心にはどう響くのでしょうね。
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