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12の月たち(小学校低学年男子に読み聞かせた本を紹介)No.228

12の月たち スラブ民話
サムエル・マルシャーク(著) 評論社

1月の寒い時期に、継母に言われてマツユキソウを探しに行った女の子。
1月の吹雪の真っ只中に3月に咲くマツユキソウなんて咲いているわけがありません。

マツユキソウを摘んで帰るまでは家に帰れない女の子、凍えながら過ごす森で不思議な人々に出会って何とかなる、というお話。

子供の頃にN〇K教育テレビで観た内容と微妙に違うなと思ったので調べてみたら、花が「マツユキソウ」ではなく「スミレ」のバージョンを私は認識していたようです。

過酷な環境で継母や継娘に言いつけられて無謀な事をしなければならない主人公、というお話は色々ありますよね。シンデレラが一番有名かな。あとはチルチルミチルもそうですね。

ストーリー的に我が子(男児)にはあまり向きませんでした。食いつき良く読んでいる感じではなかったので、性格的に好きなタイプの話ではなかったのかなと思います。私はとても好きなのですけど、親子とは言え性格が違うので仕方ない。

年齢が上がって来て、本の興味も少しづつ変わり始めています。性別なのか性格なのか、見極めが難しいなと思っています。

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