カナダ郵便局でストライキ!日本にいるわたしたちでもできる?!
パラレルキャリア専門スクール
Aile Academy(エールアカデミー)朝賀です。
2024年11月から現在(12月9日時点)でカナダ郵便局で大規模なストライキが行われています。
世はキラキラ シャンシャンのクリスマスシーズンまっただ中!
日本よりもグリーティングカードが多く行き交うこの季節に郵便局が停止状態!!ということでカナダでも大パニックなようですね。特にビザ・パスポートで発行の問題や政府関連の重要書類まで先行き不明、ということで、考えただけでもおそろしや~~~(>_<)
今回のストライキはカナダポスト労働組合(CUPW)(CUPWはカナダポストで働く約55,000人を代表する労働組合)が行っており
「ストライキ期間中は郵便物や小包の処理・配達は行われず、一部の郵便局は閉鎖される。すでに投函された品目についても影響は避けられず、新規の品目は受け付けていない」と発表されています。
そして日本からももちろんカナダ宛の郵便物受付停止のお知らせが!!
2024年11月28日には以下が掲載されました。
カナダポストが提示した「4年で11.5%の給与引き上げ、年金の保証、仕事の保証、福利厚生」などの条件にCUPWはそれでは不十分だとし、
組合は「カナダポストは我々が抱える新たな未解決の問題を解決する意思を示す必要がある」と声明で発表したとのことで、まだまだ条件交渉が続いているようです。
「4年で11.5%の給与引き上げ、年金の保証、仕事の保証、福利厚生」でも不十分とな!!(現在のくわしい状況を知らないですが、この文だけ見てもインパクトありますね)
ストライキとは・・・・
もちろん聞いたことはありますが、日本で働いているわたしたちはあまり多くは直面したことない・・・という状況ではないでしょうか。
実際に会社や働き方に対して不平、不満があっても
自分のなかに抱え込む、転職して咲く場所を変える、辞める(エスケープ)、異動希望を出す、などそちらのほうがよく聞きますね。
労働組合がそもそもない、という状況もよく聞きます。(外部で組む「ユニオン」はあったりする)
ちなみに国家公務員や地方公務員、警察官や自衛官、消防官もストライキは認められていません・・・!
ストライキを起こすのも労力がかかりますし、なによりストライキを起こしたら巻き込まれる人に迷惑がかかる、という懸念の方が大きく
そういった心のあり方、考え方が日本人がなかなかストライキに踏み出さない理由ではないかと考えられます。
日本のストライキ件数は、1974年のピーク時に1万462件あったのに対し、2022年は270件と過去2番目に少なくなっています。
しかしながら、ストライキを起こすとは、働き方改革の手段のひとつだと思うのです。みんなで声を上げるから、変わる方法であることは確か。
でもそうなるまえに、労使双方で話し合い、解決できるようになると良いですね。
と、まあちょっと理想論なのですが・・・
こういったことが起きている。
そして日本で働く私たちもそのように主張できる「権利がある」ということ、それは全員知っておいてほしいなと思います。
余談ですが、わたしちょうど11月27日(日本郵便のお知らせが発表される前日)にカナダ宛に郵便出したところでした!!(サンタさんにお手紙だした)
これももう届かないでしょうね~~(涙
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