チケットのことの気持ちは、正直「理解はできる」。でも一バスケファンとしては、京都に最優先に願うのは「今オフの的確な補強」です!
2月17日金曜日、PC(パソコン)が突如故障してしまい、翌日の2月18日土曜日、修理に出さざるを得ませんでした(使用機種は「VAIO,SX14」。「3年保証」の期間中でしたので、修理の判断です)。
大阪に住んでいますので、「ソニーストア大阪」(西梅田のハービスOSAKA)さんを訪れて、という対応でできました。
いま、自分は、仕事場が「あべのハルカス」(天王寺)の近くでして、これも自分の歩んでいる道であると感じていて(いずれ「自分とあべのハルカス」というテーマの記事執筆の機会は恐らくあるかなとイメージしていますけど)、今回、西梅田での店頭修理対応ができたことをも含めて、「とても感謝なこと」と思ってます。
ですけど現実論としては、「およそ1か月程度?」、いわば「仕事用具であるPC自体がない」現況です。
仕事用具自体がないのは、こんなにもきついのかと(時間的にも精神的にも)。タブレットで対応できる範囲ではしてますし、恐らく3月下旬くらいまで「PCがない生活」になるだろうということは、頭では覚悟はできているつもりですけど、正直な感覚としては
「『翼を失った鳥』のような感覚」
なんですよね。
ですので、「note執筆自体に大きな影響が出る」訳で、正直「天を仰ぐ感覚」でいます。とはいえ、「伝えたいこと」「書きたいこと」はイメージとしては正直いくつもあって、それを完全にボツにしたくはないなと。
でも、心は正直「悶々としている」。で、タブレットで書くにはやはり「制約が生じる」ことは否めませんので(「執筆のスピード」がPCとは全然違いますので)、今回のnote記事は、
「ネットカフェからの執筆」
です。それ故に、「時間的な制約」がありますので、おのずといつもよりも限られた文字数で綴ることにならざるを得ません。
故に、「かなりざっくりとした感じになるかもです」と、予め申し上げさせて頂きます。
で、この現況なのに、今回「どうしても綴りたかったこと」は何か。
3月18日土曜日、3月19日日曜日の「京都vs千葉J」、2試合共に「チケットが完売」になりました。
完売になった嬉しさもですけど、自分が今回執筆させて頂く理由は、
です。ちなみに自分は、「京都vs千葉J」は、もともと生観戦の予定はなかったので、「チケット争奪戦自体にはそもそも不参加の意向でした」と明確に申し添えさせて頂きます。
「京都vs千葉J」、チケットの先行販売のゴタゴタ。
最初に、自分の正直な感覚を、結論的なことから述べます。
自分なりに精一杯、「言葉を選んでいる」つもりですけど、今回の「京都vs千葉J」のチケットの先行販売のゴタゴタは、「もやもや感」を強く抱きました。
なんというか、いまの京都は「あらゆる意味で、ReBornの1年目」である、いわば「過渡期」「変革期」であると自分は解釈してるんですよね。
現実論として、京都は「関西圏のバスケ球団」です。
そう、宿命として「野球の阪神という『巨大な存在』がいる土地柄で、集客の獲得は『ディスアドバンテージ』がある、つまり『想像以上のすさまじい企業努力が必要』である」現実があるのです。
実際、京都の昨季決算では(「全22球団中」でです)、
そう、「都市としてはビッグマーケット」ですけど、球団の体力は「スモールマーケット」の現況です、これをせめて「ミドルマーケット」にするのが恐らく理想ですけど、現アリーナ(京都市体育館)の収容能力に限界があること。
大阪戦では、2階席のアウェー側の端を除けば、「ほぼ目一杯」の感じでした。今回の千葉J戦では、「立ち見席を開放の見込み」ですので、目一杯の人数は恐らくですけど
「4000人に届くイメージは正直ない。3700人程度では?」
と、自分は思ってます。
球団は「4000人に届かせる」を目標にしていて、「目一杯の人数がどれほどかを知る試金石になる」が、自分の正直な想いです。裏を返せば、「目一杯の人数が入れば、それ自体にとても大きな意義がある」と思ってます。
で、入場料収入で京都は20位です。22位(最下位)は実は大阪ですが、これは「2階自由席がとても安価」であり(ファンクラブ会員ならば、事実上「1000円」で観戦可能です)、この影響がとても大きいです。
これに加えて「立地の影響」も正直あるかなです。本拠地である舞洲は「アクセス面が正直よくない」感じです。
自分は野球も大好きですし(というか、3月は「WBCのパブリックビューイングへの参加を構想」していますし)、家では野球(と相撲)の話題が多いです。ですのでなおさら、「阪神との共存共栄」を強く願うことと共に、「阪神という巨大な存在がいるが故の難しさ」を正直強く感じてます。
で、今回の「チケット先行販売」のゴタゴタ、一部の古参ファンの姿勢に違和感を抱いたと述べました。ですけど、一部の古参ファンが公然と不満を述べたのは、ある種「理解はできる」のです。
というのも、「Bリーグの構造」として、「最大の集客源になり得る試合」はある程度読めていて、いま示させて頂いた「A東京、宇都宮、千葉J、川崎の4カード」の試合開催がとても重要なんですよね。
4カードに共通しているのは「関東圏&旧NBL&熱狂的固定ファンの球団」なことです。4球団のいずれも「資金力がある」ので、伝統的に「スター選手を擁している」こともあります。
「田中大貴(A東京)」「比江島慎(宇都宮)」「富樫勇樹(千葉J)」「篠山竜青(川崎)」、いずれもバスケファンならば「日本バスケ界のアイコン的な存在」と伝わるかなですし。
ですけど上述の表からわかるかなですけど、直近4年間で、京都にとって「最大の集客源になり得る4カード」のうち、京都の本拠地開催が叶っているのは
この3カードだけです。「3カード/16カード」、確率だと「18.75%」。
いくらなんでも「確率が低すぎる」感は否めない。特に「vsA東京」「vs川崎」は、直近4年間は「本拠地開催の機会はゼロ」です。
そりゃあ、「球団」も「古参ファン」も、血眼になるのはある種当然なのです。
ただ、気持ちは理解できますけど、プロスポーツですので「知ってもらう」ことがとても大切であること。そう考えると、「裾野を拡げる」ことがとても大切になります。
つまり、「新規ファン、ライト層もウェルカムだよ」の姿勢です。
だからこそ、今回の一連のゴタゴタ劇での一部の古参ファンの姿勢は、
「新規ファン、ライト層はかえって引くのでは…。」
と、正直感じてしまったんですよね。
と申しますのも、自分だって、昨季の「大阪vs宇都宮」、比江島の生観戦を初めて叶えたとき、最高に嬉しかったですし、代名詞である「比江島ステップ」を目の当たりにできて、一バスケファン的にはその意味で嬉しかったですので(尤もこの試合は、大阪的には「惨劇的な試合」でしたので、「複雑な想い」でもあったのですけど。恐らくこの試合が「ダイナミックな体制の変革」を決断する大きな引き金になったのかなと想像です)。
ちなみに今季は、河村を擁する「vs横浜BC」もアウェー開催でした。
そう考えるとなおさら、「富樫を擁する」「Bリーグの最高レベルの球団である」、「vs千葉J」の本拠地開催、この機会を絶対につかみたい(=生観戦を叶えたい)、この気持ちになるのは「ある種当然といえる」感じです。
ですので、「積み重なった想い」が、今回の「ゴタゴタ劇」になってしまったといえるかもです。「かわいさ余って憎さ100倍」という言葉がありますけど、この心理に近いかもと想像します。
個人的には、来季は「vs横浜BC」が本拠地開催になることが叶えば、日程次第ではありますけど、是非とも生観戦を叶えたい思いです。
というのも、リッキー・ルビオ(キャバリアーズ、スペイン代表)が「FIBAルールでは最高レベルの選手」とよくいわれてますけど(←自分もそう思ってる一人です)、
と、先日の日本代表戦(の2試合)をも踏まえて、強く感じてるんですよね。
(我ながら)これから何回も綴るのかなと想像ですけど、
と自分はイメージしていますけど、河村の雄姿を京都で観られたら最高に嬉しいです!と、自分は強く感じてるんですよね。
…そのような感じですけど、今回の「京都vs千葉J」、こうしてチケット完売が叶ったことが正直とても嬉しいですし、生観戦を叶えるファンの皆様は「楽しんで、いってらっしゃい!」の想いです。
だからこそ、なおさら強く感じるのは、
この想いに尽きます。これを、次の節で綴らせて頂きます。
願うことは「今オフの的確な補強」。補強ターゲットは「ビッグマンの第3外国人」「DF型の正SF」「3P型の6thマン」の3人!
仮に、上述の補強、つまり
「ナンジ(ザビエル大学5年生)」「磯野(B2熊本)」「中野(北海道)」
の3人の補強が叶うと、下記の感じになります。
勿論、上述の数値は「計算上」にすぎません。
ですけど、今オフに「的確な補強」を実現できれば、
「チームEFFの大幅な向上」→「勝率の向上(.500超え~.550超え)」
は実現可能である、と強く考えます。
どういうことかと申しますと、まず、明確に強調させて頂きたいのは
ことです。
留意が必要であるのは、京都は「持たざる球団」であることです。
ですので、「コスパ」(費用対効果)を特に考慮の必要があります。
特に今オフは
「有力選手(特にオールスターレベル以上)の移籍が恐らく少ない?」
(←直近2年間で「有力選手の大移動」が起きた反動。)
「優勝を目指せる最大のチャンスである横浜BCの存在」
(←「志向するバスケスタイル」が京都と同じ方向性。)
この2つに特に留意が必要です。
で、「磯野」「中野」、この2人の補強がとても重要であるのは
があります、つまり「唯一無二の特徴」を持つ。それ故に、「磯野」「中野」の補強失敗時の「第2の選択肢の補強候補」は「ない」です(「補充的な意味合い」でしかなくなる)。
しかも「磯野」「中野」は、「CSレベルの球団の在籍経験がない」です。
ですので、京都への移籍が実現ならば「ステップアップ」になります。
つまり、「『共に登る』を体現できる存在」といえます。
不安要素は、「磯野はB1経験がない」ことですが、もともと「得点能力以外でより特徴を示せる選手」であり、特に「守備力が高い選手」です。ですので、「B1でもある程度以上のパフォーマンスを見込める」といえます。
しかも、ここにきて、金近(東海大学2年生)が、先日の日本代表戦で秀逸なパフォーマンスで、恐らく「アーリーエントリー的なプロ入り」のフラグが立っています。これにより、「磯野の競合球団が恐らく減る」ことも、正直大きいです。
しかも、「京都の正SF」で「求められる資質能力」は
「コアメンバーをより輝かせられる、潤滑油的な脇役」
です。その意味で、金近よりも磯野の方が「全体バランスがよい」です。
ですけど、裏を返せば、磯野は「絶対に補強実現がマスト」です。
理由は「『走るバスケと好相性』『守備力が高い』を満たす良質な日本人SF自体が稀少である」からです。
しかも、「Bリーグの特徴」として、「良質な日本人SF」自体が移籍市場にあまり出ない傾向にある。これも、磯野を「絶対に全力で獲って欲しい」理由です。
それと、「第3外国人」。
「Bリーグの特徴」として、「外国人」「帰化枠/アジア枠」の影響力の大きさがあります。
半ば結果論ではありますが、今季の京都が「コアメンバーへの依存度が増大傾向になった」理由の一つは、「第3外国人が機能できなかった」ことが大きいと自分は思ってます。
それこそ「第3外国人の理想型」は、
「トラビス(島根)」「メイヨ(広島)」
のように「主力級の良質な貢献ができる、恐怖感を与え得る選手」です。
で、ディアロは「長所も弱点もはっきりしている」尖った選手です。
問題は弱点で、「対パワー型ビッグマンが苦手」なのは、「共に登る」意味で大きな不安要素です。
「クーリーが苦手です」、Bリーグではそれでは「CSに辿り着ける、CSで勝ち上がれる」は「絵に描いた餅」になります。
加えて今季の京都は「OR能力がリーグ平均値以下」です。
「攻撃回数を増やせてない」大きな一因になってます。
また、ディアロはボールスキルの拙さも否めずで、ゴール下やミドルレンジでダブルチームをされてTO献上をいくつもする試合がありました。
これに加えて、ディアロは「3Pがない選手とみなした方がよい」一面もあります。
そう考えると、「OR成功率」「3P/FG試投率」「アシスト成功率(及びA/TO)」を高次元で兼備できるビッグマンが、「京都の新外国人」に求められる資質能力になります。
これを満たし得るビッグマン自体が、実はとても稀少です。
で、この条件に合致するのが、実は「ジャック・ナンジ」です。
(「NCAA上がり1年目」であるので「コスパ良好」なのがプラス。)
実はBリーグでは、「7フッター」どころか「210cm以上のビッグマン」自体が稀少です。で、「7フッター」かつ「3P能力と機動力を兼備できる」。
似たタイプである「ブラックシアー(広島)」が「208cm」です。
いわば「7フッターであるブラックシアー」、とても魅力的です。
現実的には、NBAドラフトを終えてからの補強交渉になりますけど、いまのうちから水面下での猛アプローチをして欲しいと強く思います。
個人的には、「ソン・メイカー(豪州代表。NBA経験者。今季は中国CBAでプレー)」をBリーグで観たいですけどね。ワンチャンで今オフのBリーグ入りがあり得ると読んでいますが。
いずれにせよ、いま自分が、「一人の京都ファン」「一人のバスケファン」として強く願うのは、
「今オフの的確な補強を実現して欲しいです!」
いまはただ、この想いに尽きます。
【バスケットボール#25A】