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【第2回】バリ島で、ハネムーン体験!
バリ島にひょんなことから行くことになってしまったので、その貴重な体験をつづっていこうと思います。
しかも、旅行会社の計らいで、ハネムーンってことにしたら、何かしら特別なサービスつくかもしれないってんで、まさかのハネムーンって仕様でホテルを取ってもらってしまいました。
大体いつもは貧乏旅行だったりバックパッカーっぽい感じだったり、割と旅慣れた感じの旅行が多いのですが、今回のタイトルは、「贅沢の極み体験」といっていいほどだったので、私としてもどうしていいかわかんない貴重な体験をしたと言えます。
バリ島の滞在エリアは、何か所かあって、やりたいことによって結構エリアが違います。サーフィンやマリンスポーツを楽しめるエリアや、のんびり贅沢リゾート地、お寺などが多い田舎リゾート地などなど、前知識なく旅行会社にお勧めしちゃっていったので、着いてから色々と知ることになります。
滞在エリアは2か所で、ヌサドゥアっていう南部のリゾートと、ウブドという田舎エリアです。
一つ目の泊まったホテルは、ムリアリゾート。12月だったのですが、バリ島は結構常夏で蒸し暑くって大変です。海もプールもあんまり興味なかったんですが、ホテルの中にプールが8つもあるっていうじゃないですか、えーこりゃ入らないとせっかく来たのに楽しめない気がして、それでガイドのおじちゃんに無理言って水着買いたい!と交渉しました。
リゾートエリアですが、水着などのショッピングエリアが近くになくて、リゾートでも何でもない途中の町のスーパーに寄ることになりました。
絶対に普通の人はこんなところで水着は買わないと思うんですが、面白いキャンディーの包み紙みたいなハデハデの色気はないけどサイケで可愛い、まるで私のためにあったような日本にはどこ探してもないような水着を800円程度でゲットすることができました。
ホテルの中に、レストランも8か所あるのですが、それらで無料ドリンクが飲める券をホテルに泊まるともらえるので、夜のプールサイドのバーに行ってみて、無料のドリンクを飲んでみました。
ハネムーンと言っただけあって、ホテルの部屋にはバスタオルで白鳥が二羽口づけしてハートの形になっているようなものがベッドの上に置いてあって、それからテーブルにハッピーハネムーンってシャンパンとチョコレートのプレートがガラスのカバーに包まれて置いてありました。
ホテルでは、無料でヨガ教室なども参加できて、それからプールやビーチの海に行くとそのプールサイドにベッドが並んでいてそこに向かうと、横からホテルのスタッフがバスタオルを持ってきてどうぞと渡してくれます。
リゾートというだけあって、海もプールもきれいで朝食のビュッフェもおいしくて、満喫。それから次のウブドエリアへ向かいました。
ウブドで泊ったのは、フォーシーズンホテル。有名ですね。
ムリアホテルも最近人気うなぎのぼりとのことで泊ってみて、リゾート満喫でした。
しかし結論から言うと、フォーシーズンホテルに来てしまうと
「ああ、これは別格、格が違うな」というのは、すべてにおいて感じました。
フォーシーズンホテルウブドは、田舎の良さを存分に出すために、もうホテル全体が作られたジャングルです。なのに虫もいない(ということはどれだけの殺虫をやっているのか計り知れないのですが)すべてが、夢の世界のような田舎の素晴らしい風景です。
到着すると、絶景の空中に浮く水面が待ち構えているのです。それから、ホテルにチェックインすると、すぐさま花束をいただきました。ハネムーンサービスが手厚いです。
バギーでホテルの敷地内はお迎えが来て移動して、お部屋はすべて一棟ずつ分かれたヴィラ形式。玄関があって、玄関のところにも池がありベンチがあり、それから地下に降りていくとさらにドアがあります。
部屋に入るとまずは開放的なプライベートのテラスと、そこにまたプライベートのプールがありました。テラスのところにコーヒーセットなどが用意されていて、そのテラスだけでも、寝そべれるソファーが3セットもあるんですよ。すごいです。
それから、部屋に入るとまたまたすごいキングサイズのベッドの上に、お花が飾ってあり、それから葉っぱでハッピーハネムーンって書いてありました。
机の上には、またしてもシャンパンがあり、大きなマカロンがまたまた置いてありました。
一度外に出て、夜かえってきたら、その間にベッドがお姫様みたいな仕様になっていて、部屋の窓も閉まっていて、この短時間の間にホテルの妖精さんが侵入してきてるってこと?ちょっと怖い、ほっといて、と思いましたが、それだけ手厚いってことで、半端ないです。
お風呂は、もちろん花びらが浮かんでいて、夜の外のプライベートプールはライトアップされていて、しかも外にシャワーがあって、そのまま外からバスルームに入れるドアがあって、ウォークインクローゼットみたいなところもあり、なんかもうなんじゃこりゃーって感じでした。
ちなみに、マカロン、外国のスイーツって甘すぎて全然おいしくないだろうと期待せずに食べたんですが、
はぁ~とため息がでるくらい、めちゃくちゃおいしくて、甘さももちろん控えめですが、すべてのバランスがすごいというか、
さすがフォーシーズン、さすがだ~と、あふれ出るほどに、すごい「別格」という印象しかなかったです。
朝食もビュッフェではなく、メニュー表にあるものすべて注文し放題という形式でした。
ナシゴレン、期待していなかったですがめちゃくちゃおいしかったです。6月にアメリカに行って、さすが本場のハンバーガーは違うな!めちゃくちゃおいしい!と感動しておりましたが、ハンバーガーだってなんだって、ここの料理は別格でした。ここまでくると笑いが出ちゃうほどです。憧れのエッグベネディクトも超美味しかったんです。空中からジャングルの庭園を見れる景色も最高の場所で食べる朝食、すさまじいです。
なんでも頼んでいいとなると、ついつい頼みすぎちゃいました。目線を上げるとすぐさまボーイが注文を聞きに何度も来てくれます。お腹いっぱいのくせにデザートは食べたくて、でもパンケーキやフレンチトーストアイスのっけなど、結構ボリューミーでどうしようか迷ってしまいました。
これだけ手厚ければ、わがままも聞いてくれるはずだと思って、「アイスクリームだけ食べたーい」って言ってみたら、かしこまりましたって、アイスクリームだけ持ってきてくれました。チョコもバニラもめっちゃおいしかったです。翌日は、食べきれないほどの、カップケーキなどを頼んでしまったのち、部屋に持って帰りたいって言ったら、かっこいいボックスに入れて紙袋にいれてお持ち帰りもできたんです。
ホテル滞在中怖かったのは、ちょっとうろちょろしてたら、「どうされました、お困りでしょうかクレージー様」(英語でですが)と、声をかけられたことです。
名前がバレている。しかも毎回違う人です。
このホテルでは、すべてがバレている。なんという完ぺきな待遇なんだろうと思いましたが、一般ピーポーの私は、すべてバレてて怖い方が勝りました。
このホテルは本当にすごかったんですが、たぶん贅沢をしたいという人が体験する分にはいいのかもしれませんが、このホテルに泊まることで、上の立場になったような錯覚に陥るというか、格差の意識を製造する工場のように、人間を間違った勘違いをさせるような、そんな危険な場所にも思えました。
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