【第14回】エジプトのアメ横に行って来た話!
エジプトに行くにあたって、一つだけついてすぐに間違えたー!ということがあった。
エジプトに行ったのは、1月末から2月頭にかけてだが、当初の想定ではエジプトは暑いから昼間でも30度ぐらいあるので夏服でいいっていうこと。
万が一の時のために、一枚だけ薄手のダウンを持って行ったのだが、なんと毎日それを着ないとまずいぐらいに寒かった。しかも、薄くて袋にいれると小型になるので、便利というので持って行ったので、こんなに毎日着ると思わなくって、めっちゃダサい!ぎゃおー。
ってことで、早急にエジプトのアメ横に連れていってもらった。実はアメ横にはもともと行く予定があった。目的は、ガラベーヤを買うことだ。
エジプトは、とても暑くてたまらない夏。しかし日差しがきついので日本のように暑い日は裸同然のノースリーブにホットパンツなんて格好はすごい暑いのだ。
エジプトの民族衣装ともいえるガラベーヤは、上から下まですとんとスカートのように締め付けるところがなく、風が通るので涼しいのだ。それでいて、長そでなので、日差しも防げる。
そういえば、トレビアで砂漠ではスーツが一番理想の格好みたいなのがあったが、同じ理由で長そで長ズボンで守られていてニットのように汗がこもるモノじゃない方が涼しいのだ。
ガラベーヤは、男物と女物とあって、女物はどうやらベリーダンスに出てる人が着ているキラキラした衣装みたいなものがある。
男性物は、アラブ人が着ているあのおなじみのものである。これです。
ありました!
男性物を私が着ると、魔女の宅急便のように、魔法少女のようなワンピースになって結構かわいいので、何着かほしかったのです。
と、このような雰囲気です。ここエジプトのアメ横は、アメ横よりもずっとずっと広かったみたいで、めちゃくちゃ道に迷います。靴があるエリア、カバンのエリア、服のエリア、などなどいろんなエリアがあり、そこに行くまでも一苦労です。
寒さ対策の、エジプトっぽいちょっとダサいけど日本にはないようなトレーナーを買いました。
エジプトはエジプシャンコットンというほど、実は綿の質がめっちゃ高いので、安っぽそうなものでも肌着とかタオルとかが、日本の百均とかとは雲泥の差な良質なものが手に入ります。
人も物も多すぎて、歩き回るとすごく疲れました。帰りに、コシャリをお持ち帰りで購入。
買ったそばから、小さい女の子が物乞いをしてきて、お菓子を持っていたのでそれをあげるって言ったら、
「それじゃなくって、コシャリがほしいー!!!」ってウソ泣きを大声でしてきた。
エジプト物乞いは多いが、ちゃんと拒絶するでもなく、余裕のある通りすがりの人が何かしら恵んであげるっていうのがちゃんと成り立っている社会。
お金ないんでくださいっていうことも、きちんと言える社会で。
わかった、お金あるから少しあげるっていうのもきちんと言える社会で。
こういう考え方は日本にはあまりない感覚だと思う。
だがしかし、子どものわがままさは、厄介だと思った。きっとこの子は、本当は甘えたい年齢であるし、その甘えさせてくれる対象がいないんだと思われるのも想像できるから、責めることもできない。その甘えたい気持ちをこうやって観光客にぶつけてきているのだろう。しかし、そうは言っても叱ってやることもできず、なんだかなーという気持ちになった。
ま、どこに行ってもショッピングは楽しいですね~。
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