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ちいさなしあわせ

ごはんをつくるのも食べるのも大好きなわたし。

1回の食事が終わると、次の食事のことを考えてしまいます。
食べることが楽しみで、常にアンテナはぴくぴく。
おいしそうなごはんの写真を見て、わくわく。
食べることが好きなともだちから「おいしかった」と話を聞くだけでもテンションは上がり、想像しては口角も上がります。

最近は外食が減っていますが、外で食べるとき、使われているうつわも気になります。
陶芸をやっているわたしにとって、素敵なうつわに出会えるのはとてもうれしいことです。
おいしいごはんを食べたときや、お店を発見したとき
ほどではないけれど
ほっこり、します。



おウチで使う食器のこと。
食べ物をよそうとき、軽い入れ物の方が使い勝手はいいかもしれません。
陶器は重たいから、使いにくいかもしれないですね。
割れたり傷つくこともあるから、家族構成や生活スタイルによっては好ましくないかもしれません。

今は、食器を買うことができる場所がたくさんあります。
洋服やさんや100円ショップでも品揃えは豊富。

お手頃価格のもの、安全性があるもの、扱いがラクなもの
好みのサイズ、質感、用途に合わせて使い分けができますね。

それぞれの、好みの食器が手に入る、現在。

陶器はなくても生活できるけど、「食べること」はなくてはならないことです。

わたしなりに
食べることを、楽しみたい。

好きな洋服を着てでかけるように、好きな食器でごはんをよそう。

ちょっとした贅沢かもしれないけど
ちょっとしたこだわりがあることで、満たされるときがある。


食事は1日3回
家や外
お弁当つくってったり、買って食べたり
時と場所で変わります。
どこで何を食べても、おいしく楽しい時間にしたい。
誰かと一緒に食べるとき、ひとりで食べるとき、休憩時間やリラックスタイムを充実させたい。
1日のなかで、少しでもそんな時間が持てるとうれしい。

おなかとココロを満たしたい。

おいしいものを、よりおいしく

好きなものに囲まれたい。
欲張りなのかな。
でも、そう思うのです。

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こちらはだいぶ前に作ったもの。
ピンクと黄色がキレイに出て、色合いは満足!
なのですが
思ったより厚みのある仕上がりになってしまったので、たまにしか使っていないんです。

毎年、お正月に使っています。華やかなので、かまぼことか映えます。そろそろ出番ですね。出さなくちゃ。


ここ数年、陶芸教室では、食べることを思い浮かべながらつくることが多いです。
あったかい気持ちになれて、ぬくもりが感じられるうつわをつくることができたら。目指すのはそのあたりです。



我が家には、すでにたくさんの食器類があります。
買ったもの、つくったもの、いただいたものなど、ありすぎて。
収納に困ってしまうほど。
いらないものは思い切って処分していますが、なかなか思い切れない現実。
これからも増える予定があるのなら、もっと思い切って処分しないと。



教室でよくお会いするおじさま(生徒さん)がいらっしゃるんですが、先生も驚くほど自分に厳しいんです。
ご自身の焼き上がったうつわを見て、気に入らないと持ち帰らず、先生に
「教室で処分してください」
と言い残して去っていく。
同じ、いち生徒とは思えないです。

「え、それ捨てちゃうんですか?」
自分だったら処分しないであろう作品に見えるものでも。もし、焼き上がりに不満があったとしても、わたしだったら一旦持ち帰って考えるだろうなぁ。

処分するんだったら、わたしにください!
なんていうのは冗談ですけど、捨てるには惜しいくらい素敵に見えるものもあるんです。

つくり手としては、それくらいの気持ちでないと作品は増える一方。焼き上がったものを見て不満要素があったら、持ち帰っても使わないかもしれないし、飾らないかもしれない。
だとしたら、その場で判断して処分するのもアリなのかなって。おじさまを見て思いました。

先生も、作品が増えてくると処分することもあるそうです。もったいない!と思ってしまいますけどね。
先生ご自身も、わたしたち生徒に向けても、これからもつくり続けるのなら、過去の作品を手放すことも考えた方がいいとおっしゃっていました。
(手放すとは、売るとかプレゼントするとか処分するとか)


noteでは、お見せしたいものだけを載せておりますが、実物はなかなか納得のいく仕上がりになりません。(だからつくり続けてるのかも)自分で焼き上がった作品を見て、納得させてる感じ、です。

売ることも考えたことないし、プレゼントはほんのいくつか。うまくできたら自分で使いたいし。


手作りのアクセサリーや雑貨を販売しているともだちがいます。
フリマで販売してみるのもいいかもと勧められましたが、軽くリサーチして終了(フリマ経験はありますが陶器を出品したことはないです)
もし、自分が「名もないヒト」がつくるうつわを買うとしたら、手に取って確かめたいから対面がいいけど、このご時世では難しいよねってブツブツ話して終わります。


陶芸教室主催の作品展に参加したとき、会場によっては売ることが出来たんです。当時わたしは売るほどの作品を持ち合わせていなかったのですが、今後は前向きに検討してみようと思います。


作品がたくさんできちゃうから、陶芸を辞めてもいいかなと思うこともありました。でもつくるたびに課題はあるし、これだけやっていても飽きてこない。

飽きるまでは。

(これがなかなか飽きてこないのじゃ…)

まだしばらくは続ける予定です。



日々の暮らしの中の、ちいさなしあわせ。


ひとりごとを書き記してみました。



*****


noteで、うつわをお披露目できるのはとてもいい機会です。

またご紹介させていただきます♬

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
またお付き合いしていただけたらうれしいです。


おしまい❤︎


※追記です

自分の記事を投稿した後、こちらの記事を読ませていただきました。店主様のうつわに関する思いが、自分ととても近く感じられて(と、申し上げてよろしいのでしょうか。すみません、おこがましいのですが)表現が似てしまったところがあってびっくりしたので、リンク貼らせていただきました。

うつわを大切に思っていらっしゃるのが伝わります(^^)


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いとかよ
お読みいただきありがとうございます♡ 感謝感激でございます♪