うつわのもよう 続き
こちらの記事のつづきです。
リボンのような
ひらひら模様ではないけれど
同じ模様で色違い
作りました!
おや?
違いますね。
模様の間隔、色の濃さ
違います。
使った土と釉薬は
◇白土
◇うのふ
色が濃いと
リボンではなく鎖っぽく見えるなぁ。
(個人の感想)
この模様は筆で描いています。
前回と同じ
呉須と弁柄、2種類の顔料を使いました。
呉須(ごす)…青っぽいほう
弁柄(べんがら)…こげ茶っぽい?ほう
※弁柄の色は、もともと赤茶っぽく見えるのですが、土や釉薬と混ざり合い変化して見えます。
茶系に見えない場合もあります。
前回の写真をもういちど見てみると
こちらも呉須と弁柄で模様を描いていますが、茶系に見えないですね。
想像していた色とは異なって見えました。
青く見えるのは呉須、銀色や灰色のような見え方をするのは弁柄です。
イメージと違う焼き上がりを見て…
何色をつけたか思い出すのに時間がかかることも多いです。
使った土と釉薬
◇黒泥土(こくでいつち)
◇うのふ
言葉で説明するのは難しいですね。
投稿前に記事を何度も読み返しても、この文章で大丈夫かな?がありますが。
あとは、写真をご覧くださ〜い(*^^*)
ということで(^^;;
なんとなーく、イメージしていただけると嬉しいです。
土の種類が異なると
同じ顔料を使って模様を描いても
(同じ釉薬で色をつけても)
違った色に見えることがある
の
です!
陶芸教室にある、色見本について書いた記事です。
この色見本のピースひとつずつを拡大して見ると、縦に(左側)2本線が入っています。それが呉須と弁柄です。釉薬によっては線が見えなくなっているものもありますが、参考にして使っています。
(濃い釉薬だと、呉須と弁柄で描いた模様が消えてしまうことがあります)
例えば「黒飴」や「黒マット」のような黒系釉薬では、呉須と弁柄の線がほとんど見えなくなってしまいます。
模様を描きたいときは、どのような釉薬を使ったら模様がいきいきするかを考えながら色を選びます。
奥が深い、陶芸です。
最後までご覧いただきありがとうございました♪
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