おいしい給食season3

僕はおいしい給食が好きだ
おいしい給食のために生きているといっても
過言ではない

ストーリーが秀逸だとか
台詞演出が凝っているとか
そういうことではない

むしろすべてにおいてくだらない
くだらないの中に
愛があったりする
それが、おいしい給食だと
僕は思う

今回、市原隼人演じる
甘利田幸男先生がこう言った
「自分のポジションを全うしてみろ」

考えてみると
人は何かしら
役割を演じているものだ

例えば母親なんかがいい例だろう
それまで女の子だったとしても
妊娠して初めて母親として自覚し
母親になっていく

学生時代にヤンチャだったヤツが
大人になってもヤンチャだとは限らない
社会は平等に厳しい

学生時代にモテモテの
イケメン高スペック野郎が
ハゲ散らかったメタボになったりする

それはその時々のポジションによって
役割が変わり、成長したりする

甘利田先生の教えは一貫していて
言動にも表れている

缶ポックリは禁止
一人だけ異様な行動をすることを
甘利田先生は許さない

前のseasonnでも、
神野ゴウが目立つ行動をすると
それを注意していた

給食のことを考えていつも笑っている神野ゴウを注意したときは、さすがにブーメランやろ、と思いもしたが、それは許容範囲としよう

生徒とハイタッチするのはおかしい
だが、甘利田先生はそういった意見を
押し付けたりはしない

席替えの位置も
何も考えてないようで
ちゃんと考えがある

そういった些細な心情などを
このドラマは説明しない
考えや意見を押し付けない
このさじ加減が僕は好きだ

最近の僕は
ながらで食事をするのをやめた
以前はドラマをみたり
何かをしながら食事をしていたが
ここ最近は、食材と向き合い
ひとつひとつ味わって
目の前の食事を意識しながら
食べるようにしている

がっついて食べなくなって
行儀がよくなった気がする
気のせいかもしれないが満腹感も増した
栄養も、より吸収されているような気がする

僕は昔から好きなものの影響を受けやすい
コッペパンを食べる回数も増えた気がする
今回チリコンカンという珍しいメニューが
給食に出ていた
正直、初めて聞いたし
どこに行けば食べられるのか
皆目検討も付かない
同じものが食べたい
だが、チリコンカンを提供する店がわからない
チクショウ
チリコンカンって言いたかっただけだろどうせ

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