行ったことないとこに行くだけ/きみさらずタワー
※最初に補足※
この記事はpixivFANBOXにて2024年6月22日に投稿したものと同内容です。
FANBOXを閉めるにあたり、ほぼその当時のままこちらにうつしてきたので、(FANBOXでの投稿が前提にあったことなどにより)文脈や季節感がかなりふしぎな箇所があるかもしれませんが、ふんわ〜りと読んでいただけたら幸いです。
また、登場する場所や施設の状況などが2025年現在は大幅に異なっている可能性もあるので、そこだけお気をつけて〜〜
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メリークリスマス、相模です。
木更津の鳥居崎公園にあそびに行った同じ日にもう一箇所、なんかずっと脇通ったりしてめちゃくちゃ見えてるけど上までいったことはないよな…という場所が木更津にあったので寄ってきました。
ということで木更津は『太田山公園』の中にある『きみさらずタワー』に登ってきたよ〜
鳥居崎海浜公園は木更津駅から海側(地図上の左側)にまっすぐ進みましたが、この「きみさらずタワー」は反対、駅から右側へ大きな通りを進んだ先の「太田山公園」の中に立ってます。太田山公園はちょっと山っぽくなってるんですけど(古墳だったんだっけな…?)、この周りの道路から山の上になんか…ヒトが…ヒトがおふたり立ってらっしゃるのがちらっと見えるんですよ。うわーその下からの写真も撮っとけばよかった
ストリートビューからの画像ですが、こんな感じに おふたりが さ
先に書いたとおりやや山なので、このタワーの真下までいくのに坂道を歩くためヒイヒイします 体力がないので
これはタワー真下のちょっとした広場からの写真なのですが、すでに向こう側の眺めがすごく良い気がする 海〜〜〜!!で、上を見上げると
これですこれ 足元こうなってたんだ…というか意外と登れるんだ!
本当にこんなに近くまで…真下まできたのは初めてではないか こんなに存在感のかたまりなのに もう十何年も見かけてたのに(母に聞いたらここももう幼い頃に来たことがあったらしい覚えてない)
説明しよう!!きみさらずタワーとは………まずきみさらずタワーって名前だったんだ……という気づき 十何年越し このおふたり、ここにくるまでずっっっっと乙姫彦星かな?とかおもってました。ほんとうにすまん 1992年からここに立ってらっしゃることも驚き
これはふるさと創成事業として歴史が長く伝わることを願って建てられたシンボルタワーだそうで、デザインは木更津の地名の由来にも関わる「ヤマトタケルノミコト伝説」から来てるんだって。2本の塔が剣を、展望台が船を表してるそう。確かに展望台は船っぽい形してる〜
「ヤマトタケルが相模から上総へ船で渡る際、荒れた海を沈めるために自ら海に身を投じたオトタチバナヒメを想ってしばらくこの土地を離れなかった」ことから「きみさらず」(きさらづ)と呼ぶようになった…という話自体は随分昔に聞いてふんわり覚えてはいたけど、こういう小学生の頃になんとなく歴史漫画等で読んだりして以来改めて触れてこなかった事象などにこの数十年ごしに出くわしたりするとあの当時学校の図書館で本を開いていたときの己の姿もよぎる気がして不思議な気持ちになるな、うまく表現できないのですが あと内容と全然関係ないけど「相模」とかでてくるとオッ!ってなる 千葉県民の相模、緊張します ウワーそろそろ図書館巡りの時期!!(相模は夏になると夏休みの記憶から図書館に猛烈にいきたくなる)
歴史の継承を…という思いのこもったシンボル、建てられてうん十年後の今も私みたいに急にこれがなんなのか見にくるニンゲンもいるので、大正解ですよね…
この木更津の隣の「袖ケ浦」市はオトタチバナヒメの袖が浜に流れ着いた場所だから…ってところからきてた気がする。「君津」もそれ系だったよね?こういうヤマトタケルの伝説にまつわる地名って他にもあらゆるところにあると思うんですけど、様々な土地同士に「この人」という共通したつながりがあるんだな…と思うとおもしろいですよね
お船のかたちの展望台部分まで登ってきておふたりをみあげてみたものの角度がつきすぎてて
ヤマトタケル氏はなんとなくお顔付きが見えるけどオトタチバナヒメさまは絶妙に…絶妙に見えない、遠くからのがわかりやすいのか?タケル氏にしか見えない表情、と思うと伝説と合わせてなんとも言えないきもちになる 来てよかった〜
鏡面な塔に反射した空も青くて美しいです
なんと 超眺めが良い 山の上だしね 平坦な土地・・・・・
地面に落ちたタワーの影がズーッとでかくて長くてたのしい この見下ろした広場の木たちは桜で名所らしいので、もうちょっとあとに来たらまた違った綺麗な景色がみられたのかしら ※このお散歩自体は3月の頭くらいでした
(でも桜が咲く頃には有名みたいだしもうひとだらけでゆっくりここにいられなさそう)
この下の建物は木更津市の郷土博物館「金のすず」だそうなんですが、ちょうど休館だったかで中に入れなかったので無念 ここから近い「金鈴塚古墳」の出土品だとかを展示してるみたいです。歴史にあまりにも詳しくなくて恥ずかしい 次こそは覗きたい
この写真なんだっけ あの中央遠くに小さく見えるエアーズロックみたいな山なんだろう…って思って撮った写真だった気がする 結局わかってない。
左の白いお城みたいになってるのは清和大学だよ!甲子園にも出たりしてる木更津総合高校がここにほぼ一緒にあります。小中学校の知り合いたちも通っていたりしたのでそれを含め様々な意味ですごく身近な学校たち。
右下には 青山・テイラーさん・・・にじちゃんが洋服の青山さんとコラボするよ!って聞いた時に真っ先に思い浮かんだ店舗のうちのひとつが…というか現環境でいちばん身近な青山さんのうちのひとつがここだったので、あそこににじちゃんが…!!!😭とどきどきうれしかったのをおぼえてます ちなみにもうひとつは川崎の青山さんです こころが半分くらい神奈川にいるので
空をゆく船の先っちょ 南京錠、さっきも見たな…(鳥居崎の話)と思ったりなどしました 確かにここもよっぽど恋人の聖地かもしれん、ものすごく
すぐ下見たくなっちゃう ワープポイント 緑の円の中に彫ってあるのは木更津市の花のツバキかサツキかだった気がする(必死にズームしながら)
そう市の花…とか木…とか鳥…とかって文化?もおもしろいですよね ドイツ村のある市の花はユリなので、ふ〜ん…ユリ…ね……ってなりますいつも どうやって決めてるんだろうって思ってたんですがああいうのって普通にそこに住んでる人たちに募集かけて選ばれたものだったりするんですね。結構いろんな地域が被ったりもしそうだし
あなたの住む市の花はなんですか????!!
これはさっき青山さんの方を見てた方角から広場を挟んで左側を向いた写真。さえぎるものがなにもない土地!!!!アクアラインやうみほたるも、スカイツリーもうっすら見えるな お台場ってどのへん??!!画面中央やや左の海沿いの大きな建物がにじちゃんたちもきてくれてたホテル三日月龍宮城です。また来てね……
龍宮城の右上角っちょあたりの海上にほんんとうにごまつぶみたく小さく…卵型のなにかが写ってると思うんですけど、これがアクアラインのトンネル内の換気のための施設の「風の塔」です。見る場所のせいもあるけどいつもどう見ても卵だと思ってたんだけどあれ卵を縦にななめに切ったみたいなふたつの塔になってて、背中同士は縞々で横から見ると帆みたいに見えるの今調べて初めて知りました アクアライン通っててちょうどこの真下あたりが住所的に千葉と神奈川の境くらいなイメージ 語るには写真が遠すぎる
こっちのが見やすいな これは全然別のときに海ほたるから撮った風の塔。相模家では卵だ〜で通用します
見下ろした坂のくねくねがなんか好きだったので撮ったやつだった気がする
展望台部分、下からよくみるとより船底感あるな
広場からさらに下に降りたところとかにも遊べそうなとこがある!緑や紅葉の時期に来ても気持ちよさそうだな〜って思いました。今回はあの山の上の二人はなんなんだ…?から始まってたのでそこだけ見てひとまず満足して降りてきちゃったけど、あとでちゃんと地図見たら太田山公園自体はもっと範囲が広くて、タワー下の広場以外にもいくつか広場があったり、博物館金のすずやオトタチバナヒメをまつった橘神社、江戸時代に建てられ移築復元された農家・旧安西家住宅だとか気になる施設もあるので、もうちょっと時間をとって(建物があいてる時を狙って)また来ようと思います。まって〜太田山公園って「恋の森」とも言うらしい、どきどきしちゃう
広場にもまばらに人がいたんだけど思い思いベンチでぼうっとしたり景色をながめたり…と、山の上でやや隔離されたような雰囲気があることもありなんだかタワー含め広場全体に独自のゆったりした時間が流れてるみたいで良かったな〜
最後に場所と全く関係ないこの日の夕方の帰りたくないいぬと空を添えて
以上きみさらずタワーでした。木更津はさぁ 駅前のご飯やさんたちを開拓してみたいんだよな…と思い続けて数年経ちました
中学校の部活の練習試合であちこち行ったことや成人したあとで今はなき駅前の笑笑に集まった日のことやあの震災のときにちょうど駅前のカラオケ屋さんにはちゃめちゃにLOVEだった友人とたしか初めてサシで遊びに訪れていたことやLOVEティーチャーたちとごはんに何度も訪れたことやおもひでがさまざまだしそもそも月何回ものペースで出入りもしている、こんなに身近な土地なのにわしはなにも知らない たのしいですね!!