一年後に向けての一歩目
今日は、ドキュメンタリー取材の初日。
朝8時からJRA管轄の宮崎育成牧場へ入った。
※こんな仕事をすることになりました↓
主に獣医師の方に帯同する形で、さまざまなシーンを撮らせてもらい取材が終了したのは午後3時半。ひとまず協力いただいた方達にお礼を伝えながら、ふと思った。
「もっと、仲良くなりたいなぁ」
育成牧場には、馬を育成していく上で様々な形で関わっている人達が多くいる。
たった一回の取材じゃその人達全てに会えるわけではないし、まだまだ親しくなれない。
そこで思った。
接触頻度を高めよう。
せっかく一年かけて取材をしていくのだ。自分にとっても、できるだけ身近なこととして捉えるようになりたい。
でも、まぁ制作の予算もある。
外部のカメラマンを手配して取材するのにも限界がある。
「…ひとりで行くか」
ひとりでカメラを持って育成牧場へ行き、ひとりで話を聞いたり撮影したりするということだ。ディレクターがハンディのカメラを持って取材することを「Dカメ」という。
今まであんまりやったことはないが、今回はそれをやった方がいいと思った。
「取材に来られるのは月1回くらいの頻度ですかね?」
帰りがけに職員の方に聞かれたので思わず答えた。
「できれば、ちょくちょく顔出したいんですけど良いですか?」
「全然いいですよ。前日くらいまでに連絡くれれば」
さて、これからどのくらいの頻度で行こうか。
とりあえず最初は週一くらいで顔を出してみるか。
ゴールは一年後。
まずは一歩目を踏み出した。
(note更新286日目)