【ライブレポ】サウンドウェーブシリーズ・星野源
今日は夜9時から楽しみにしていたライブがあった。
アーティストは、星野源。
そのライブ会場はというと、なんとゲームの中。
ゲーム「フォートナイト」と「星野源」のコラボイベント「サウンドウェーブシリーズ・星野源」が開催された。まずは「プレイ」ボタンを押してゲームの中に飛び込んでみる。
ライブが始まると、バーチャルのライブ空間へと飛んでいった。会場の奥の方には星野源が映し出された巨大モニターがある。
会場へ到着。ライブの一曲目は「化物」。ちなみに、僕はスパイダーマンのスキンで参加。
2曲目は「SUN」。フォートナイトでは、「エモート」といって、キャラクターが感情を表現するためのダンスを踊ったりできる。本物のライブさながらに曲を聴きながら踊ったり、ペンライトを振ったりもできる。
その中で一番盛り上がったのは「恋」。このライブ限定のエモート「恋ダンス」を踊ることができた。
最新曲「喜劇」や、ヒット曲「不思議」も披露され、生のライブ並みのセットリスト。音の環境も良く、快適に演奏を楽しむことができた。
最後は、ライブでは定番の「Week End」。名前も顔も知らない人と一緒にペンライトを振ったりして盛り上がった。
ここ数年で、なかなかライブに行きにくい世の中になってしまった。アーティストは歌う場が無くなり、リスナーはライブに行ける機会が無くなった。
今回のサウンドウェーブは、今の世の中に挑むようなライブだったのではないかと思う。
もちろん、生でライブを楽しめるのが一番だ。
でも、まだ人混みが怖かったり、時間や場所の都合で行けなかったりすることも多い。
そんな中で、このライブは星野源からのメッセージでもある気がするのだ。
「画面越しでも、別にいいじゃん!」
2年前「Live from Gratitude 2020」というスタジオライブで彼が最後に言った言葉だ。
今回もまた、声が聴こえた気がした。
「ゲームの中でも、別にいいじゃん!」
最後はゲームの中で打ち上がった花火と共に「ありがとう!星野源でした!」という言葉でライブが締めくくられた。
今回のサウンドウェーブは、ゲームとライブが組み合わさった最高のエンターテイメントだったと思う。
ちなみに、このライブは72時間連続で上映されるとのこと。まだ観てない方は、ぜひ新しいタイプのライブを体感してみてほしい。
(note更新190日目)