どんな時でも、必要なのはワクワク感だ。
8歳の息子のクリスマスプレゼントどうするか問題が勃発中だ。
サンタクロースにニンテンドースイッチを頼みたい息子と、高すぎるから別なものにしたい親のバトル。
「ニンテンドースイッチは高いからダメ」
「サンタさんに値段は関係ないでしょ!友達の家ではPlayStation5をサンタさんに頼んだって言ってたよ」
…PlayStation5なんて、6万以上するぞ。
世の中にはすごいサンタがいるものだ。
そこで、開催したのが親子会談。
とりあえず息子の主張を聞いてみる。実はニンテンドースイッチは、1台既に持っている。なのに、なぜ2台目が欲しいのか。
「持ってない友達が家に来た時に一緒にしたい。とっととも一緒にできるし」
なるほど。ちなみに「他にないの?」と聞いてみるが、思いつかない様子だった。
そこでこちらはひとつ仮説を立ててみた。
『単純に、ワクワクするものを知らないだけなのでは?』
一緒にスマホで検索しながら、「これはどう?」「こっちは?」など色々と提案してみた。すると、息子にピンときたものがあった。
それは、ゲーム用のキーボード。
ニンテンドースイッチに接続できて、まるでパソコンでゲームをできるような感覚になれる。
さらにゲーム機につなげると、キーボードがレインボーに光る。
…おぉ!これがいい。
ちなみにお値段およそ5000円。
3万円台のニンテンドースイッチからすると、かなり割安。親からすると「良かったー」の一言。早速サンタさんに手紙を書くと張り切っていた。
結果的に、仮説は当たっていたような気がしている。息子は、欲しいものを自分の知ってる選択肢の中で選んでいただけだったのだ。
こちらから、相手がワクワクしそうなものを投げかけてみる。そうすれば、お互いがハッピーになれる。対話って重要だなと改めて気付いた。
…あ、これって仕事でも大事なことのような気がする。