Thanks to 犯人【クレジットカードを不正利用されました2/1】
午後3時半。
楽天からメールが届いた。
「楽天カードから緊急のご連絡」
なんだか、だいぶ焦らせてくる。
開いてみると「あなたのクレジットカードが不正利用された可能性があるので至急連絡ください」とのこと。
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だから、不正利用されたっちゅうねん。
ずっとそれを主張してたのよ。
なんなら、警察まで行ったわ。
※前回までの概要はコチラ↓
でも、やっと対応してくれることになったのかなと思い、少しホッとした。
早速、記載の番号に連絡してみる。
なかなかつながらないが、解決の糸口になる電話だ。
辛抱強く待った。
そして、ようやくオペレーターにつながり、メールの詳細とこれまでの経緯を説明した。丁寧に対応してもらっていたのだが、オペレーターが気になることを話始めた。
「一つ確認させてもらってもよろしいでしょうか?30日に海外で23万円のカード利用があったのですが、心当たりがありますか?」
はい?
「19日に16万の決済がありました。これも海外がですが…」
ちょっと待ってください。
途中で言葉を遮った。
カードは26日中に止めました。その16万の決済が原因です。今は再発行中です。それなのに、なんで…?
オペレーターは、少し沈黙した後に納得したように話を続けた。
「確かに。カードにロックがかかってますね。こちらの23万円の方は未決済なので取り消しておきます」
あ、ありがとうございます。
「そして、こちらの19日決済分も不正利用ということですね?」
はい、そうです。
「では、こちらもキャンセル処理を進めておきます。請求がお客様に行かないように致しますね。もし請求がいってしまったとしても、返金か使用分からの相殺という形で補償させていただきます」
ありがとうございます。お願いします!
結果、問題は思わぬ形で解決した。
今回の不正利用をした犯人のバカ野郎は、図に乗って2回目の決済をしたのだ。約10日間の時間を置いて。
それに楽天の不正検知システムが作動した。つまり、自分のもとには「不正利用された!」と主張した19日決済分ではなく、この2回目の不正利用についてのアラームがメールで来たのだった。
そして、この2回目の出来事が「不正利用であること」の証明となり、1回目の分と合わせてクリアになった。
不幸中の幸い。
皮肉なことだが、バカな犯人が2回目を企ててくれたおかげで全てが解決に向かったのだった。
これで1月下旬からの悩みが解決した。よかった。
これから、セキュリティについてもっと積極的になろうと思った。
【今回の出来事に対する自分なりの所感】
クレジットカードの不正利用は、自己申告だと解決まで時間がかかる印象を持ちました。なぜなら、カード会社が「不正利用された!」と主張する人の証言が本当かどうかを審査しないといけないからです。極端な話、自分で決済したのに「不正利用された」とウソをついてキャンセルさせるようなヤツもいるかもしれません。
その一方で、カード会社から見つけられた不正利用は解決までが早いです。なぜなら、カード会社が利用者の履歴などをチェックした上でアタリをつけて連絡をしてくれるからです。「不正利用です」と認めるだけですぐキャンセルになります。
カード会社から、如何に不正利用を検知してもらえるかが鍵な気がしました。
クレジットカードの不正利用は、毎日どこかで発生しているようです。みなさまもお気をつけください。