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調子が上がってきては下がるの繰り返し

今また調子が下がり気味だ。ちょっときついかな。

ずっと、ずっと、我慢し続けてきたんやね。一気に噴き出す如く鬱の症状が出てきてる。
もう今日で仕事を辞めたのに、辞める承諾を得れたのに、まだその実感がない。

俺さ、やっぱりさ、17年間もずっと工場で働き続けてきたのにさ、案外あっさりこうして終わりを迎えるとは思わんかった。あっけないもんだよ。
最後なんか、ラインで済ませたしね。

今までの俺、一体何だったんだろう。何のために誰のために今まで頑張ってきたんだろう。上司のためかもしれない。でも、もうその上司は辞めていっていなくなった。
タグが外れた。緊張の糸が切れた瞬間だった。

俺ね、上司からの叱責が怖くてさ、作業が終わってみんなが帰ったあとに上司から何度も作業の出来具合だとか、数字のこととかを言われてきたんだよね。時に泣きそうになるのを堪えてた時もあった。でも当時それが当たり前のことなんだって思ってた。怖かった。恐怖心を打ち負かしてでもやろうと踏ん張った。踏ん張り続けた。でも、それが自分が壊れていく原因になっていったんだよね。上司は元々仕事が出来ない俺を見てきて、俺を育てようとしてたのが分かってた。でも、一緒に作業する奴がことごとくクソ野郎ばかりで、暴言を行ってきたり、殴りかかってきたり。言いがかりとしか思えないこともたくさんあった。あまりにも酷い時は上司に相談したこともあったが、黙殺された。何もしてくれなかった。あくまで、俺が現場で自分で処理、対応を迫られてた。
「ボケ」「お前」「あんたに言っても仕方ない」
いろいろ言われてきた。

改めてこうして文字にして書き起こしていくと、その異様さが浮き彫りになってくる。ブラック会社だ。

手取り14万でそれで働いてきた。定時帰りだったけど、安いんだろうな。他を俺は知らないから他の人に手取り額を言うと、みんな引いてた。
実際、生活するのギリギリできてるしね。工場から帰ってきても、ストレスと疲労で思うようなことが出来んかったしね。手元に残ってるお金もないしね。
副業と思ってYouTubeアップしたこともあったけどストレスとエネルギーが枯渇してる状態で思うように出来んかった。
ここで学んだのが環境の大事さ。環境がすべてを決めるんだってことをね。

今日までの17年間、仕事を辞めたからといってすぐに「はい。鬱治りました」ってならない。そんな都合よくこの病気は治るもんじゃない。

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