今日も日本経済新聞を読みました。
時間潰しにはちょうどいい。いやいや、待て待て。無料で読んでるわけじゃないんだから、そこはちゃんと読んでますよ。
俺は文化の記事から読むようにしてる。
なんでも、渡部清二さんって人が日本経済新聞の読み方を詳しく解説してくれてて、それによると、逆から読んでみるのもお勧めだって言ってて面白そうと思って実践してる。
そしたら、まあ、これが面白い。記者の論調が一面記事に近づくにつれて強くなってくるんですわ。
民放のテレビ局では放送しないようなことも日本経済新聞ではとりあげてると思うんだよね。まあ、そもそも俺は10年くらいテレビ見ていない生活に突入してるから知らないけどね。
一面記事の論調は、いわゆるホワイトカラーの人向けの論調というか、営業マンとか、セールスマン向けの話になってる気がする。間違いなく、肉体労働者に向けて発信してる内容じゃない。ここが読んでて俺なりの気づき。
そもそも、肉体労働者が日経新聞を読むとは思えない。かなり強い偏見。
スマホいじってる印象が強いし、たぶんそうだと思う。
お金を払って買ってるだけ、読もうって気になるんよね。これもネット時代において無料で閲覧できるものと、有料の読み物との違いかもしれない。
ここ最近はYouTubeを見なくなった。空いてる時間をほとんど読書に充ててる。
中川淳一郎さんが書いた、確か、光文社新書から出てた本だったと思うけど、タイトルそのまま「Webはバカと暇人のもの」ってあって、そうだと思うようになってきた。過激な内容の本だったけど一理あるなって思って読んだ記憶がある。有料がすべていいってわけじゃないけど、ある程度の保証がある気がする。それって、俺の単なる思い込みなのかもしれないけど。
あと、適菜収さんが書いた本も内容が面白いのがあった。本を読まない奴は全員ダメって書いてあって思わず笑っちゃった。すげえ偏見だなって思って。でも、トクヴィルの本とか、アレントの本とか、あとホセ・オルテガが書いた大衆の反逆とか読んでると、適菜収さんが指摘してた本を読まない奴は全員ダメだっていう主張はあながち間違えてない気がしてくるんだよね。
まあ、いずれにしても、やっぱり人間、読書しないとまずいと思う。